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目撃情報!~Come back HAPPY⑥

2023年6月13日(火)

この日、新聞の朝刊に折り込みチラシが入っていました。感謝です!

早速「HAPPYちゃん逃げたんですか?」

と、以前の職場の同僚からLINEも届いて応援してもらえました。

この日も、仕事に出かける前の2時間弱と、帰って来てからとで10㎞以上、考えられる限りを探して歩くが何も収穫は得られませんでした。


「どこか遠くの方に行ってしまったんじゃないだろうか。」

「森の中に入って、山を上って行ってしまったんじゃないだろうか。」

「もしかしたらキツネに追われて。。。。」


こんな日はネガティブな考えばかりが頭をよぎります。


2023年6月14日(水)


いつもどおり夜明け前の朝を歩くも、姿は見られず。

仕事から帰って歩いても昨日と状況は変わらずで、いったん夕食をとりに戻った午後9時過ぎのこと。

妻の携帯が鳴り、誰か知らない人と真剣な声で話しています。

それとほぼ同時に玄関チャイムが鳴りました。

慌てて玄関を開けると、お隣の奥さんが慌てて

「今、HAPPYが学校の坂下に座ってじっとこっちを見てたよ!」

との報告を持って来てくださいました。ただし、奥さんと目が合ったときに、HAPPYはそのまま、坂を学校の方へと上っていったそうです。

ちょうど電話が終わった妻から、ここから500m近く離れた集会所の付近でHAPPYらしい姿を見た方からの電話で、今そこで待っていると。

学校は目の前なので、妻に学校近辺を探すよう伝え、私は集会所へ車を走らせました。

集会所へ着くと、私より若い女性(ほとんどは私より若いはずだけれど(^^ゞ)が車で待っていてくださいました。

「ちょうどね、白っぽい猫が、ここら辺のコンクリートの上で背中こすりつけてごろごろしてたんだよね。私を見ても逃げないからさ。そっと近づいてみようとしたら、あっちの方に歩いて行っちゃって。」

ちょっと違和感を覚えた。あれだけ、人を避けようとしていたHAPPYが、人前でごろんごろん?それに白っぽい?ぽいってなんだ?

「あのー、その猫、もしかして背中黒くありませんでした?」

「あー、暗くてちゃんと見てなかったけど、確かに背中は黒かったような気がする!」

ぱっつんだ!!

「その猫、うちにもよく来て、正面から見たら、飼い主でも一瞬間違えるんですよね。」

と話しながら、この方、どこかで見覚えのある。。。。

「もしかして?」

「えーやっぱり〇〇さんですよね。私もマスクして私服姿見たことなかったから、違うかなぁって思ってたんだけど」

ここに引っ越してきてから、職場で何度か見かけたことのある方でした(^^ゞ

「私、ここ通る度にゆっくり走って探しますから!絶対私見つけますよ!」

ありがたいお話でした。こうしてチラシを見て私の知らないところで、知らないうちにHAPPYを気にかけて探そうとしている方がいる。

それに、ぱっつんの行動範囲もこれで掴めた。

だいたい、我が家の国道沿いに南北に600mくらいの距離の間をさまよっているらしい。

あとは、動く時間がわかれば、少なくともその時間は、HAPPYはそこには出てこないことになる。

そしてもう一つ。

お隣さんが訪ねてきたのもほぼ同時刻。

瞬間移動でもしない限り、いくら猫の足が速くとも500m離れた場所に同時にはいられない!

ということは、

学校の坂下にいたのは、間違いなくHAPPYだ!

飛んで帰り、その後遅くまで学校周辺を再びくまなく(と素人は思っているだけかも)探したが、やはりもう姿は見えなくなっていました。

2023年6月15日(木)

朝、いつものように見回るもどこにも姿はみかけられません。

仕事が終わって帰ってからのこと。

ベランダに置いた捕獲器に、再びぱっつんがかかる。。。。はぁ

ここでも逃がしはしたけれど、こんなに懲りずにいつも捕獲器に来られても困ります。

そこで、「ソラネコせたな」のわーこさんに相談してみる。

「いったん、ぱっつん捕まえてしまいましょうか!これじゃHAPPY出て来れないですもんね。」

ということで、あらためてHAPPY、ぱっつんの同時捕獲作戦を始めることとなりました。

続く


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