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3月6日(金)〜17日(火)フロリダ

12日間の春休みでチームメイトのいるフロリダへ。

最初の印象は暖かくて、ブラジル人が多いなという印象。それはブラジル人のチームメイトの家に泊まってたから、その周りもそうなるよな。

今回このフロリダで感じたこと。

それはブラジル人のサッカーへの熱。現在世界中でコロナウイルスが流行し、サッカー活動は全世界で休止されている。しかし、その少し前に着いていたのでテレビはずっとブラジルサッカーだったし、公園・ビーチではみんなボールを蹴っていた。そのチームメイトの親父が開く週1のサッカーは年老いた親父たちがボールを蹴るのに命を懸けていた。失点すると誰のせいだとか、何してんだとゲキを飛ばし、みんなチームのためにプレーする。年は関係ない。それに加え一対一へのこだわりはやはり強い。シャペウ・ヒールリフト・又抜き・ループシュートと日本では見慣れない技に魅了された。生活の全てがサッカーだった。私服もフラメンゴのユニ。飯はステーキかチキン・そして豆にご飯。基本食事のメニューが変わることはなかった。アメリカにいながら日本食と似た味にとても親近感を覚えた。うまかった。

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ここで学んだこと。サッカーで全てが変わる。

これはどこに行っても変わらない。親父が開催するサッカーの集まりでのこと。俺はチームメイトとは仲の良いものの、その親父とは面識はあるが会話はしたことなかった。距離感を感じつつの生活を送ってた時の同年代と親父たちとサッカー。当然テキトーに抜かしたプレーは出来ない。必死こいてディフェンスしてドリブル。さっきも言ったけど、1vs1は絶対負けられない。絶対負けないと心がけてプレーした。そこからというもの、その日を境に親父の対応が180°変わった。朝は朝ご飯を作ってくれ、めちゃくちゃ話しかけられ、本田圭佑の話をしたり、Jリーグのブラジル人の話をしたりと手のひらが一気に変わった。この感覚。久しぶりだ。サッカーで全てが変わる状態。1つのボールにこんなにも影響があるということ。日本ではあり得ない。ただ世界はそういうことだ。レベルは別として、アメリカに来た時も言語よりもまずサッカーをしてみんなと仲良くなったし、今回もボールで仲良くなれた。これは他の国に行っても同じだと思う。サッカーで道を拓くことも、又その逆もある。人の信頼を一気に失うこともある。サッカーで警察沙汰になることもあるんだ。そんなことが日常茶飯事の国をアメリカで肌で感じられてとても嬉しかったし、南米にそしてブラジルにより一層行きたくなった。だからこそ本田圭佑・南米で活躍する日本人を尊敬している。俺もいつか行ってみたい。肌で感じてみたい。そう思った。結果がどうなろうともそれが俺にとって絶対に成長に繋がるから。サッカーでナメられないこと・かますことは本当に大事なこと。空気を読むことより、圧倒的に結果を出すこと・やることが本当に大事だと感じた今日この頃であった。だからこそサッカーを辞められないのもある。熱狂できるものを与えてくれた親に感謝したい。

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草 宏禎(クサ ヒロヨシ)
1999年生まれ東京都中野区。セミプロサッカー選手。2018年に18歳でアメリカにサッカー留学。
現在は日本に一時帰国。

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