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オーディオビジュアルパフォーマンスをしたい / 夏の自由研究 #1

パラレルワーカーとして音楽の仕事や映像ディレクターの仕事、会社員としてnoteのイベントチームで仕事をしている。

会社(note)の仕事やフリーの映像仕事はチームで案件を進めるので事前にスケジュールを立てやすい事が多いが、音楽の仕事は突然プロジェクトや案件が発生して進む事が多い。

7,8月は音楽家として複数の企業と新しいプロジェクトが始まった。
downyとして8月末にフェスに出演したり、ソロでのアーティスト活動の制作も進めながらこれらのプロジェクトの制作も進めないといけないので、油断していると泣きを見ることになりそうだ。

※downyのライブはしっかり良いパフォーマンスが仕上がっているので、近隣の方は是非ライブ見にきてください。(緊急事態宣言でフェスの開催自体がどうなることやら。。という不安もありますが。)


はじめてnoteのお題を活用して記事を書いてみる

主に平日の昼間は会社員としてnoteで働いていて、個人的にもnoteに投稿することはあるものの、noteトップページの募集中のタブからお題を選んで投稿した事がなかったので、8月中に制作の締め切りがあるプロジェクトの1つを #夏の自由研究 というタグで投稿することにした。

この記事を書いている8月2日現在、まだ制作期間中なので進捗を投稿することでプロジェクト関係者の皆様に対して、ちゃんと制作を進めてますよというアピールになれば尚良し。(普段からコツコツ真面目に作ってるけれど。)

目標:ORBAを使ってオーディオビジュアルパフォーマンスをする

今回、夏の自由研究の題材にするプロジェクトはArtiphonというメーカーのORBAというデバイスを使ってオーディオビジュアルのパフォーマンスをするというもの。
ORBAって何ができるの?という方向けにとても分かりやすい動画がありました。

音楽理論がなくても、遊びの延長線上で楽曲が作れる素敵なガジェットです。(というかプロの制作でも十分使えます)
自分が子供の頃にORBAで遊んでいたら、もっと早く音楽理論が習得できて楽曲の構造理解度の向上していただろうなと思います。

今回はORBAを自分のソロのオーディオビジュアルのパフォーマンスに取り入れて新しい作品を作るというプロジェクト。
↓普段のソロでのパフォーマンスはこんな感じこれにORBAを取り入れて新しいライブセットを作る。


課題1:ORBAのセンサー情報を取り出す

ORBAは本体に音源とスピーカーが内蔵されていて、1台で音楽を作る事ができます。しかし今回のプロジェクトの場合はORBAに搭載されているタッチパッドや加速度センサーの情報を抜き出して、それらの情報を用いて自分自身で作ったサウンドを鳴らしたり、映像にエフェクトを加えるといった用途に使用したいと考えていました。
今回のプロジェクトの中では一番重要かつ工数が掛かりそう、、ただこれをクリアすれば完成までの道のりが見えてくる。
。。。
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すぐできました!
ArtiphonのWebサイトでORBAのユーティリティデバイスを探してみると、普段音楽制作で使っているAbleton LIVEというソフトと連携させるデバイスが無料でダウンロードできました。(MAX FOR LIVE UTILITY DEVICEというファイルです)
この辺りのデバイスを無償提供してくれて、オープンソースとして公開しているのは本当にありがたいです。

LIVE以外にもFL Studioという音楽制作ソフト用のデバイスもありました。
上手く情報を書き換えれば他の音楽制作ソフトでも使えそう。

早速ORBAで自分のサウンドを鳴らしてみる

↑でダウンロードしたMAX FOR LIVE UTILITY DEVICEというAbleton LIVE用のデバイスをインストールして、LIVEのDrumRackというサンプラーにORBAのセンサーの信号を送ってみました。

思ったより簡単に音を鳴らすことに成功。
タッチセンサーに触れたり、本体を叩くことで事前にサンプラーに設定した音を鳴らすトリガーとして作用させて、本体の加速度センサーを利用する(ORBAを捻ったり振ったりする)と鳴らした音にエフェクトが掛かるような設定にしました。

これでORBAを使って音を鳴らすという課題は解決。残る課題は
①ORBAのセンサー情報を使って映像を動かす
②オーティオビジュアルパフォーマンス用の作品を作る
上記2つ。
①は機材的な設定を調査して追い込めば解決できそう。②はとにかく格好良いと思ったものを作る。アーティストとしてオファーが来たプロジェクトなので、②はひたすら自分の価値観を解放して良いものを作ります。

続きの記事は①の「ORBAのセンサー情報を使って映像を動かす」というところをメインで書きます。
夏休みの自由研究を思い出しながら楽しんで制作します。(小学校時代に一度だけ夏休みの自由研究も宿題も全くやらずに登校して、担任に思いっきり蹴られた事があります。時代。。)

※この記事の見出し画像はCanvaを使って作りました。テンプレートを利用すれば、かんたんに見出し画像が作れるのでみなさんも是非活用してみてください。

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