読書会をやり続けて来たからわかる「人の悩み」を「自己実現」に変える方法…

「こんな仕事をしたくてこの組織にいるんじゃないんです!」ってお話しされる方にお会いすることが偶にあります。「じゃぁ何のためにいらっしゃるんですか?」と聞きたくなりますよね?!(笑)

売り言葉に買い言葉… もわかりますが、この売り言葉は「聞いてくださいよ〜」だったりします。先の続きは、最終的に「はぁ、スッキリした〜」「先が見えました」で終わることがほとんどです。もちろん、聞ける人が聞いてあげれば… って条件付きですが…

つまり、相談のほとんどが「話したいだけ」だったりします。そんなことはない…って声が聞こえてきそうですが、私の中では事実です。強いて言えば、カウンセリング理論にもあるんですが、人の「自己改善力(ロジャーズ)」を機能させ、相談しながら「そうか〜」となすべきことに気づくんです。そう、相談は「自分を知る」場になるんです。

読書会のことをいろいろ書いていますが、参加者を刺激する場だったりします。いろいろ学んできましたが、読書会スタイルは私は最高だと思っています。

先の「聞く人が聞けば…」については、私の場合、「人と真正面に向き合う」ことだと思っています。真正面といっても、距離を置き、保つこと…まるでコロナ禍の「Keep Distance」のような接し方を実践しています。コロナ禍でも問題なく、WEB面談など活用し、よりスムーズになった感じです。私のスタイルは、時に「介入」することもありますし、終わればスッと引き、様子をみるのが特徴と言われます。対人関係に「センターライン」があるかのようなスタイルと説明するため、「センターライン理論」とこの関係性を表現されたりします。単にお節介だったり、叱咤激励だったり… 人の自己改善性を刺激することで、自ずと変わって行きます。悩みが「悩みだった」ことに気づくこと、複雑な関係性が意外とシンプルだったことに気づいてもらえれば良いんです。

最後に、「ちゃんと話を聞いてくれる関係」がご自分のまわりにあるかどうか確認してください。いろいろ聞くと、そんな関係は多くありません。同僚は話を流し、相談室は「相談内容」にしか関心がなく、家族は「悩むな」と言う。私自身、その立場であれば同じです(笑)

そして、悩み… 困りごともですね…を経験した方ほど、自分を知り、自己実現を達成してる方が多いと思います。悩みの中にヒントがあったり、悩みを克服した時に勇気やモチベーションが高まるんです。

自己実現については、また後日…

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