プロスノーボーダー 岡本 圭司さん。

プロスノーボーダーの岡本 圭司さんについてシェアいたします。

皆さん、スノーボードやったことありますか?

スポーツは全般好きなのでニュースを見る中で、岡本選手のある記事を見つけて読んで知り感動したのでシェアさせていただきます。

●岡本 圭司選手について
スノーボードの中でいくつか種目があります。岡本選手はスロープスタイル競技で活躍した選手です。
コースにある障害物をいかにかっこよく滑れるかで競う、オリンピック競技にもなっている種目です。
このスロープスタイルの第一人者です。
20歳からスノーボードを始め、数々の世界大会で好成績を収めました。


●脊髄損傷の怪我
2015年、撮影中に事故が起きて道路に転落し、第3腰椎の骨折を始め、その他15箇所の骨折をしました。
すぐヘリで運ばれて緊急手術しましたが、脊髄を損傷し下半身不随となりました。
医師からは一生スノーボードはできないとキッパリ言われました。
下半身は全く感覚がなく、左足の指先だけかすかに動かせる状態だったそうです。

岡本選手はそんな中でも、左足が動かせるならまた必ず動かせるようになると信じて、毎日寝てる間動かすイメージしていたそうです。
奥さんに足を揉んでもらって足の指を動かしている感覚を取り戻そうと続けました。
奥さんは"大丈夫''という言葉をずっとかけ続け岡本選手をサポートしていました。

事故から2週間後、ある選手から電話がありました。
友人である角野 友基選手です。
ちょうどロサンゼルスである世界大会出場していました。
角野選手は"優勝すれば足は動くようになる"と岡本選手に宣言し、見事世界トップクラスの選手を圧倒して優勝しました。
そして、岡本選手の足の親指に感覚が戻ったそうです。

そこから約3か月後には一人で歩けるようにまで復帰し、事故から1年1か月後またスノーボードを滑ることができるようになりました。


●なぜ前向きになれたのか
周囲の支えが力になったのと決意と覚悟とのことです。
"決意を現実にするのは覚悟がいる"そう思ったといいます。
かなり落ち込んだし、死にたいとも何度も思ったそうです。
ある若いスノーボーダーに"ゼロになったから意味がないというのは違うでしょ。もし次雪の上に戻っても前の通りに滑れないけど、これを乗り越えたターンは人生で1番格好いいターンだと思うよ"とこれを聞いて心から頑張ろうと思った仰ってました。

そして現在パラリンピックの強化指定選手となり選手として復帰を果たしました。

信じる力ってすごいなぁと改めて感じました。

マイナスはプラスになるそんなことも感じられた岡本選手の話でした。

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