Music therapy.

音楽療法とヒーリングミュージックについて調べたのでシェアいたします。


●音楽療法(Music therapy)とは?
音楽を聴いたり演奏したりする際の生理的、心理的、社会的な効果を応用して、心身の健康の回復や向上をはかる事を目的としています。
健康法、代替医療と定義されています。
歌うや楽器を演奏する能動的音楽療法と聴いたりする能動的音楽療法の2つに分かれます。


●音楽療法の効果
音楽療法には不安や痛みの軽減、精神的な安定、自発性や活動性の促進、身体の運動性の向上、リラクゼーション、脳の活性化、感情の表出。
心や体に障がいがあって発語や意思疎通がまず難しい方でも音楽を介すことで、コミュケーションが取れるなどの効果があります。
高齢者の方には認知症の進行の予防と抑制の効果があるといいます。
自律神経の変化やストレスホルモンの変化、NK(ナチュラルキラー)と呼ばれる免疫機能の細胞の活性化も促進したという研究結果も報告されています。
心身医療、緩和医療、ホルモン系の正常化、脳神経系障害克服の4つの医療分野に応用されています。

●ヒーリングミュージックとは?
上記の定義により、能動的音楽療法に部類されるものです。
Healingは直訳すると修復や回復、治癒と訳されます。
疲れた心や体を癒すような音楽がヒーリングミュージックと言われます。
最近では科学的に実証されて効果があるとされていて、ストレス社会と言われる現代に必要や音楽療法と注目されています。

穏やかな音楽や雨の音、自然の音がヒーリングミュージックで利用される場合が多いです。
音楽の曲調の特徴として "ゆらぎ" がリラックスするために効果を与えるようです。
人間にはγ波(ガンマ)、α波(アルファ)、β波(ベータ)、θ波(シータ)、δ波(デルタ)の5種類の脳波があります。
心身ともに落ち着いた脳波はα波です。
脳は外からの情報に同調していく性質があるので、このα波を持った音楽を聴くことで脳波の周波数を合わせていき、心身に影響を与えてます。

"ゆらぎ"は譜面上に表すことができない情報です。
波形や周波数で見ることはできますが、音としてなったものを知覚して脳は情報を取り込んでいます。


最近は睡眠用BGMなど流行っていますが、脳科学者達が制作したYouTubeにあります。
脳科学ヒーリングミュージック【TASS】と検索してみてください。

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