もしも悩みがなかったら👣

もしも悩みがなかったら 水野敬也さんと鉄拳さんの共作の本を読みましたのでシェアさせてください。

水野敬也✖️鉄拳シリーズです!
読み終えた時に、悩みをプラスと捉えることができる本です。

●ストーリー
この本のストーリーは、ある一人の主人公の男性が部屋の隅っこでまさに命を断とうと大量の薬を飲もうとしていました。「待って!」とどこからか声が聞こえました。そこにいたのはとても膨よかな女性でした。名前は「悩美」といい、「あなたが死んでしまうと私も消えてしまうことになるので…。」
死のうが生きようが勝手だろと男性はまた薬を飲もうとします。
すると悩美からこんな提案をされます。
「こうしませんか?わたしがあなたの悩みを減らすためのアドバイスをするというのは。」
そんなこと出来るの?と男性は問いかけ悩美と共同生活を始めました。

悩美は男性が悩み事を減らすことで痩せていきます。逆に悩みが増えると太っていきました。
悩美は男性へ6つのアドバイスをしました。

1.栄養のある食べ物を、よく噛んで食べること

2.小さな場所からそうじを始めること

3.友人や専門家に相談すること

4.適度な運動をすること

5.本を読んで解決策を探すこと

6.外に出て日光を浴びること

どんどん悩美は痩せていきました。
そして、仕事を始めて帰りに電車の資格の広告を見つけ資格の勉強し始めました。
その頃には痩せこけて寝たきりになる日が増えた悩美。
試験当日、持てる力を全て出して終えました。

悩美からこんなことを言われます。
「あなたが子供の頃遊ぶ友達がいなくて泣いていたあの日からずっと隣にいたんです。ふくらんだり縮んだりしながらあなたの隣にいたんですよ。」
思い出話する悩美が徐々に薄くなっていきます。
「あなたはこれまでの人生で、思い通りにいかなくて落ち込んだり、自己嫌悪になったりしてしましたが…。でも、あなたが悩んでいた理由は"いつも何か夢を見ていた"からです。」
あなたがいつも、何かを夢見ていたからです。

"悩みがある人っていうのは、叶えたい夢がある人を持っている人なんですよ"

"それってステキなことじゃないですか?"

1ヶ月後、試験の結果が届いて恐る恐る封書を開けると合格していました。
悩美はもう薄なり消えかかっていました。
「どうして君は、僕のことを助けてくれたの?」と男性は悩美に問いました。
悩美は それが『悩み』の仕事なんです と答えました。
悩みの仕事は
『自分を助けてくれること。
悩みがあるからこそ、人はそこから抜け出そうとして努力を始めるのです。
悩みはそうやって、人を成長させているんです。』
あなたの隣にいることができて幸せでしたと言い消えていきました。


そして、またその資格を活かして仕事をするという悩みが生まれました。
キッチンの陰から小さな女の子が現れました。
その子の名前は悩美ちゃんです。

多少割愛しましたがこんなストーリーです。
落ち込んだところからの立ち直り方や悩みが助けてくれるという捉え方すごくいいなと思いました。


10分で読める本です。
きっと周りに悩んでる人や落ち込んでる人がいると思うので、そんな人にシェアしてみてくだはい。

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