ポジティブ・チェンジ👣

ポジティブ・チェンジ メンタリストDaigoさんの本を読んだのでそこから学んだものをシェアさせていただきます。

この本は"楽しみながら自分を変える"というポジティブ・チェンジしていくにはどうしたらいいか、なかなか人間が変わらないのはなぜかという点について説いています。

変化というと辛く苦しいイメージがついていませんか?
つらいことを根性と努力で耐え抜くような方法は、持続しません。
変化することは嬉しいことだけど、変化の過程がつらいという前提でプロセスが描かれていることが多いのです。
人間の脳には変化を嫌う性質があるので、変わらなかったのは、自分のせいではないのです。
脳を含め人間の体は現状を維持しようとする性質(ホメオスタシス)を持っています。
この前提をひっくり返し、変化の過程を楽しんでワクワクして、自分を変えていこうというのがポジティブ・チェンジです。


●変わるための鉄則●
・ルール1・頭はいらない(準備はいらない)
"自分を変えるにはどうしたらいいのか"と考えるのをやめてください。
自分を変えたいと思ったとき、多くの人はまずどうやったら変われるんだろうかと考えて悩むことでしょう。しかし、実はこのとき、すでに変化から逃げていることにお気づきでしょうか。
考えることによって、行動を先延ばしにしているのです。
成功する人ってだいたい見切り発車であるということです。
アップルの創業者のスティーブ・ジョブズ
「将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎ合わせることはできません。できるのは、後からつなぎ合わせることだけです。」
行動する準備は最小限でいいのです。

・ルール2・根拠はいらない
人はつい根拠を求めてしまいます。
"理由があるから変わらないのではありません。変わりたくないから、変われないのです。"
自分が変わらない理由をあれこれ考えてしまう人がいるのではないでしょうか。
"自分なんて"、"周りにいる人たちはわかってくれないから、どうせうまくいかない"など考えは、変わることによって不安を抱えたり、変わるための努力をしなければいけなかったり、ということがイヤなので回避したい。自分はこのままでいいというプライドが許さないという理由を後付けしているのです。

アルフレッド・アドラーの心理学でこれを説明することができます。
アドラーの心理学は、今を生きる心理学です。
過去は関係ない、今と未来があるだけと考えるのです。感情は道具であり、都合に合わせて出し入れできるものだと考えます。
怖いし不安だから変わるための行動が取れないという人は、変わりたくないから、「怖い」「不安」といった感情使用しているということになります。
過去にどんなことがあろうと、未来において自分が変わらない理由にはならないのです。
過去を未来を変えるために利用してしまいましょう。
ここでいう根拠は、「自分は変われる」「変わったら幸せになれる」といったことに根拠は必要ないということです。
未来のことは誰にもわからないのです。

・ルール3・希望はいらない
なぜなら行動できること自体が希望だからです。
行動するだけで、希望が生まれる。
これは心理学的にもはっきりと裏付けがあります。
「作業興奮の原理」です。
手を動かすなどの作業をし始める行動すると、脳内にドーパミンが出るということです。
この期待のホルモンが不安や憂鬱から解放し、やる気を出させます。
行動することによって、ドーパミンが出て「いいことが起こりそうだ」「もっとやってみよう」と感じられるようになる。そして、さらに行動できるようになる。
希望もまたドーパミンが作り出す感情だと言えるでしょう。

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