自分の物語を変えれば、人生は変わる。

世間はイベントがなくなり、自己防衛を試されていますね。。。負けずに乗り越えていきましょう。

今回はTed talks より ローリ・ゴッドリーブさんの「自分の物語を変えれば、人生は変わる」の内容を少し抜粋してシェアいたします。

How changing your story can change your life.

今回のスピーカーのローリ・ゴッドリーブさんは心理療法士であり、アドバイスコラムニスト(人生相談のアドバイスをするコラムを書く人)です。
世界中の見知らぬ人から相談メールがたくさん届き、毎週1通の相談を選びコラムを書いています。

ローラさんは職業聞かれた時、いつも編集者と答えているそうです。
聞かれた人に精神分析されちゃう?よく言われるので、産婦人科だったらそこで内診でもするんですかって思うそうです。
だから"編集者"と答えるそうです。
これも間違いではなく、セラピストは心の編集を助けることができると仰っていました。

ここであるメールを1通紹介いたします。
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拝啓、セラピストさん

私は結婚して10年です。ちょっと前までは幸せに暮らしていました。

2~3年前から、夫が私とセックスをしたがらなくなり、いまは性交渉が途絶えました。

ゆうべ、夫がここ数ヶ月にわたって、真夜中に、職場の女性と長々と電話で話していることを見つけました。

彼女の名前で検索してみたところ、とてもきれいな人です。

こんなことが起きるなんて信じられません。私の父も同僚と不倫をして、私が若いころ、家庭をこわしました。

打ちのめされたような気持ちです。

今後、結婚生活を続けても、2度と夫を信頼できそうにありません。でも、子どもたちを、離婚や、まま母といった状況に巻き込みたくもありません。

どうしたらいいでしょうか?
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彼女はどうしたらいいでしょうか?
こんなメールをもらえば、いかに不倫が人を傷つけるかと思う人もいるでしょう。

彼女の場合は"父親が不倫をしていた"という実体験があるから辛いだろうなと思うかもしれません。
共感をするかもしれません。夫の方にあまりいい感情を持たないかもしれません。

ローリさんはここで注意すべき点があると言います。

どんなメールもある特定の著者が書いた、一つのストーリーだということです。
このストーリーに対してべつの著者が書いたストーリーも存在するのです。どんなメールもそうです。

私たちは自分の人生を語るとき、あまりあてになりません。
もちろん、わざと間違ったものを語ってるわけではありません。語ってることはすべて真実です。
その時の特定の視点から話していてその出来事を見ているにすぎません。

自分が何を評価して、何を入れて、何を省いて、何を見るかで物語は変わります。

心理学者のジェローム・ブルーナーは「ストーリーを語るときは、いやおうなく、倫理的なスタンスをとるとことになる」と語っています。

たいていの著者は2つのテーマを周りに回っています。

・自由であること。

・変化を受け入れること。

自由は責任を伴います。
変化は自分を知ることと自分の物語を生きることができるようになります。

物語の主人公を変える、ヒーローを変える、すなわち自分を変化させる勇気と今までの自分を手放すことが必要です。

「思いやりのある真実の爆弾を落とす」

自分自身で消し去った真実を受け入れるのです。
きっといろんな視点が見れるようになり、解決策や要因が見えてきます。

内容かなり抜粋していますが、ぜひこのTEDの動画を見て欲しいです。

同級生から相談を受けることが増えてきて、何か考える指針がないかなと思っていたときにこのTEDに出会いました。

https://www.ted.com/talks/lori_gottlieb_how_changing_your_story_can_change_your_life/transcript?language=ja#t-315968

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