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寝過ごした

昨夜 京王線で寝過ごして
最終電車に乗れず
上野の駅前に泊まった
インバウンドのおかげで増えたホテル
ハイシーズンでなければ
終電ギリギリになると
駅から少し歩いてもいいなら
1万円をきるホテルも見つかる
とはいえ
無駄な1万だ
払ったなりに
何かを得たいと思う
冷水の風呂に浸かって
エアコンをマックスにして
そのまま寝てしまった
翌朝 7時にホテルを出た
でがけにテレビとラジオ
オバマの説得が奏功し バイデンが大統領候補から降り ハリスが候補者になったという話と
日中暑さでやばいという話で終始する
どうやら35度を軽くこえるらしい
僕は情けない右足と
ポンコツな腰を抱えて
歩くのもままならぬ
水戸に向かう常磐線は
とても混んでいた

この電車で通勤している
サラリーマンは
今日の
面倒な会議や
嫌な上司
憂鬱なプロジェクト
煩わしい人間関係をかかえ
半分ロボットになった男たちは 整然と電車に乗り込み 車内で仕事を始める
僕らは何をしてるのだろう
僕らは何をしてるのだろう
まあいい
今日は
福岡の田島さんにお手紙を書く
それから小説を仕上げて
高知の計画を立てる
明日は
アメリカ詩の勉強会だ
最近
毎日が詩を中心に回っている
好きな人
相性が合わない人
賛美する人
貶す人
全方向で
自分を世界に晒せば
あっという間に 僕はへこたれてしまう

ギリギリ耐えられるレベルで受け止める
それを書く
書くことができる人は
恐れず 想像力で 書くことが肝要だ
恐れず 書く
それが
重要だ
叫ぶ
時にそれもある
ゆずらない
それもいいだろう
昨日の戦争の話題で
ぐらついている
色々と
傷ついている
お金を節約しなくてはならない
エネルギを節約しなくてはならない
いずれいざという時がくるだろう
すべて忘れられてしまうだろう
僕は詩を書くだろう
それは喜ばれるだろう


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