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「カールじいさんの空飛ぶ家」

主人公は78歳のおじいちゃん!
最愛の妻に先立たれ、子供もなく、思い出だけで生きてます。
特別な才能があるわけでも、スーパーヒーローでもない、
そんな「ふつーの」おじいさんが繰り広げる、冒険・ロマンスがとても感動的!

風船にのって家が飛び立つ場面から…
意外な展開で現在と過去がつながり、家族愛・動物愛あり、
おじいさん同士の決闘シーン!(これが笑える・・)まである。
全編にわたり、ファンタジーな芸術作品でした

なかでも、冒頭の思い出を振り返るシーンが印象的。
語りがあるわけでもなく、主人公と奥さんの様々な思い出シーンの静かな展開は、観る人の人生と重なったのでは?
どの年代でもあてはまり、ぼくがそうでしたので・・
映画解説によると、作者は黒沢監督など日本の映画が好きで、このシーンはその影響をうけているとのことでした

ペット(犬)を飼っている人には別の意味でおすすめです。
爆笑しますので・・
ただどの映画もそうですが、不動産会社は悪者にされることが多いのが残念!
サングラスに黒ずくめのスーツ…
そんなイメージが、定着しているのでしょうか(*_*)

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