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パリViva Technology 2021初日雑感 #VivaTech

個人的にCESよりも好きなスタートアップとTech系企業にも関連するイベント、パリのViva Technology。世界最大級の大企業によるオープンイノベーションとスタートアップの展示会です。

そんなパリViva Technologyがどんなイベントであるかは、こちらの記事や、

スタートアップが数千社集まったパリViva Technologyはスゴかった #Vivatech

2019年の様子をこちらのnote記事で書かさせていただいています。

Viva Technology 2019撮って出しレポート

今年はコロナの影響もあり、開催が危ぶまれていたのですが、現地では、限定5000人の来場+オンライン開催という形になりました。

いちおう限定的に現地でも開催されているということで、現地の会場マップ。以前あったHallは使われていないですし、メインホールも少し中央よりにブースが配置されていて、やはり通常開催よりは、小規模な展示となっているようですね。Huaweiがそんな中でもしっかりとプレゼンスを出そうしているのが伝わってきます。

スペース的には、初回の開催時に近い感じになっていますね。

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こちらは参考までに2019年のときのマップ。

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オンライン参加だと、メインステージと、サブステージ2つ、合計3つのセッションの動画をみたり、各バーチャルブースにアクセスして、プレゼンや動画がみれたりします。この当たりはVirtual CESに近い感じですね。UIは少し洗練されていますが、大体できることは近いし、悪く言えば、オフラインで得られる体験とは結構かけ離れています。

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個人的には、各産業セクター別の大企業が、どんなスタートアップをピックアップしてるのか、そのスタートアップがどんなことをしているかを来場者の反応などを交えながら、確認できるのが醍醐味だったので、セッションを視聴できても、退屈な体験だったりします。(現地で参加していたときもほぼキーノート系はスルーしていたこともあり)

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いちおう、各社のページは用意されていて、チャットでやりとりをする機能などもあるようですが、普通にHPの延長ですね。

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オンライン限定のコンテンツも用意されているのですが、

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アクセスしてみてみると、内容は普通のピッチ動画ですね。

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やはり、オンラインイベント&大勢の参加者前提、となると、このようなスタイル以上の取り組みは難しいか。

オンライン上で、他の参加者とやりとりするような機能も一応用意されているのですが、ここから、コミュニケーションをとっていくのはなかなか厳しいものがありますね。人と人を繋げていくようなお仕事をさせていただいていると、もう少し活用したいというモチベーションになるのかも。

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前職で2度出展させていただいことがあるカッティングエッジなハードウェア展示がされるDiscovery ZoneのShowroomがVirtualで用意されていたので覗いてみました。

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製品展示が3Dで見れます....が、展示員にラフに質問もできないし、他の来場者の反応もみれないので、来場体験としては、リアルと比較してしまうとどうしてもうーんん、となってしまいますね。

2018年のDiscovery Zoneはこんな感じ。

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そして、こちは2017年に出展させていただいたとき。

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ピッチ大会は、現地の展示会場のブースで行われているようで、そのイベントの案内はサイトにあるのですが、残念ながらオンラインでは視聴できないようです。(現地は、5000人まで人数を絞っての入場となっているようですが、どんな感じなんだろうな...)

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半分予想どおりというか、オンラインでの展示会体験は厳しいな、と思いつつ、サイドイベントの案内がFrench Techであったので、そちらをチェックしてみました。

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ハードウェアスタートアップ的には面白そうなサイドイベントがあったので、登録。ですが、残念ながら現地開催のみのようですね....オンラインでの配信もあるかな、と少し期待したのですが。

参加者に自分のメールアドレスが登録されているので、運が良ければ、あとでイベントの様子が動画で共有されたりすることを少しだけ期待することにします。

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紹介されているスタートアップをあとで少しチェックしてみたいと思いますが、オンラインだと、普通にウェブサイトをチェックしたり、YouTubeで動画を見る体験なので、やはり寂しいですね。(いまはこれが精一杯だとおもうので、自分たちも今できることにフォーカスしたいと思います)

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ということで、オンライン参加での大規模イベントの体験はなかなか厳しいなぁ、という現実がありつつ、せっかく4日間あるので、マイペースに少しずつチェックして楽しんでいきたいと思います。

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(過去4回中、3回は出展者やピッチ参加者、1回はメディアとして参加させていただいので、今回はメディアでのインビテーションを頂きました)

追記:

こちらのRoyal Caninのブースでは、ペットTech関連のピッチを視聴することができました。でも、10分...(5社2分の連続ピッチ動画)もう少しいろいろな会社のピッチが見たいなぁ(泣)

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動画を見た後、ライブだけでしか見れないのかな、とおもったらさすがに後からでも見返すことができました。でも、タイムラインをスキップしたり、早送りするような機能はなしで、一時停止もできない、という男らしい仕様でした...再生したら、あとは10分そのまま見続けるか、離脱するか。(こちらのブースでのピッチ配信はこうでしたが、他のピッチライブ配信では、Vimeoを使っていて、一時停止したりはできました)、

また、Pitch Studioで開催されるピッチは、オンラインでも見れるようなのでこちらは一通りチェックしてみたいと思います。韓国のスタートアップのセションが2つあったので、おそらく政府の支援が入っていそうですね。ポルトガルとアフリカのスタートアップでもそれぞれ1セッションありました。

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Pitch Studioでのピッチは録画ではなく、会場の雰囲気も感じることができるライブでした。これが今のところ一番楽しめています。

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以前、Viva Technologyに出展したさいに、メンタリングを受けたダミアン氏が審査員で登場していました。知っている方が、こんな風にリモートでもみれるとテンションが上がってきますね。

(オンラインイベントは、スクリーンショット中心なので、レポートも絵にならない、という課題がありますね...)

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