雑学・メタ知識「株価下がるの?編①」


お疲れ様です。忘新年会も終えていよいよ平常運転ですね🌅

さて当記事ではなんちゃって経済学とそれらを元に可能な限り定量的な分析考察を述べていこうと思います🫡※個人的主観です

本編「株価下がるの?」

考察内容

1.本質的価値(パレート改善)
2.マネーサプライ(PERは実はこの辺に該当するかと)
3.リスク(財政等のデフォルトリスクとリワード)

まず1.パレート改善とは?
ですが1つのホールケーキを人数で均等割りした時に”誰の損も発生させずに食べれる量を増やす”が達成された状態を指します。要するにケーキでかくなれば良いw
経済的には生産性の向上により原価が下がればパレート改善と言えるかと思います。(政治上の原油投げ売りとかでなく科学技術による安定供給等)

続いて2.マネーサプライとは?
これは税金と金利についてになります。
税が高ければ個人や企業からの消費購買力が互いに落ちますので営業利益が落ちていきやすいわけです。それと同じく金利が高いと借入での設備投資によるパレート改善効果もどうしても鈍化してしまうためこれも落ちやすいです。
ゆえに、税金も金利も低いと消費循環パレート改善が見込みやすいとなります。

それらを踏まえて3.リスクとは?
高税率、低金利かつ低度社会保障での政府財政収支赤字だとデフォルトリスクが非常に高い上昇傾向にあると言わざるえません。
削減できる部分が少なく収入が支出に追いついてない債務者となりますので貸し手側からするとかなり不安になるかと思います。
そう、国家規模での財務諸表がリスクと言えるのではないかと


これらを踏まえての考察


米国の財政収支ですが高税率、高金利で低度社会保障(日本は国民皆保険があるのに比べメディケイドやメディケア等限定的)の大きな赤字となっております。
インフレにより税収が上がり何も社会的問題がなければ財政は黒字へ進むはずがマイナスへさらに進んでいる状態です。
これは先に述べたパレート改善から考察すると原価上昇によりパレート悪化で全員が”均等に損”をするべき事象に対して政府が大量にマネーをばらまいたため赤字となった証明なのではないかと思われます。
要するに「明日から食べるご飯20%カットね!って言われて納得できないから借金していっぱい飯を食べた。」
そして供給網改善(サプライチェーン改善によるパレート改善)で返済すればいいじゃん、と。
確かにそうではあるのですがCPIデータを見ると2020年から2024年現在でいったいどれほど物価が上がってしまったのでしょうか?
本来であれば2020年度物価に落ちている(特にPPI)のであれば企業利益増でパレート改善と言えるかと思われます。
しかしそうであるのなら財政収支は黒字化が進むはずですが逆行w
企業利益以上に政府財政悪化が重たいとなります。
これはリスクを大きく伴った株価の上昇相場だったと言えるんじゃないかと個人的には強く考える次第です。

ではどうなる?

日本型財政へ逆戻りする可能性が高いと考えます…。(まさかのw)
パレート改善と財政収支黒字化となるのであればまず高金利での赤字国債発行は悪手に思えるからです。低金利化の借換を行いつつ税金をその分引き上げると財政上は有利となりながらも税負担が高金利の代わりを担います。
マネーマジックで本質は変わらないじゃないか?と思われるかもしれないですが現在のままだといざ景況感が悪化してしまった際、金利低下をFRBが行ったとしても政府財政の累積赤字が重く国債利息支払いが低下するとともに税収も下がる構造のため不景気に弱いと思われます。
今の間に税によるデフレ圧をかけてしまえば財政収支黒字化で次の不況への体力を温存できるとなるわけです。FRBも高利回りの債券が価格上昇でじゃぶじゃぶ
しかし問題として立ちはだかるのは、”選挙”
税金は柔軟さがないため市場操作へは向かない欠点があるのと増税すると支持率低下に繋がりやすく上げにくいとなります。(日本も同じw)
ですが金利が高いと言うのはその国債利息も高いため返済のために税金がこっそり上がる(社会保障削減等)となり本質的には変わらないのです。

今回はいったんこれまで、考察する上での座学的なところからになりましたが書いてる本人もプスプス🫠💦アワワワ
またリソースについてですが無料公開されているブルームバーグ記事等になります。転載等はコンプライアン上わからないため掲載は致しません。

次回「では実際に株価はどうなりやすいの?」


(*`д´)b ぐっどぎゃっつ!

途中で編集ごにょごにょするかもw


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