腕のいい料理人×うまい料理=危険！

あなたは自分の料理に自信がありますか？

自分が作るものに自信がありますか？

「うちの料理が一番うまい！」

「○○で修業したから」

「このデザイン、世界観はうちしかだせない！」

フムフム

それはそうですよね！

自分のお店を持っていたり、何かしらビジネスをしているあなたにしてみたら、あたりまえの事ですよね。

そして

一番美味しいものさえ作っていればお店は繁盛する

と思っていますよね？

「何を言ってるの？そんなの当たり前じゃないか！」

ほんとうですか？

では

「あそこの店よりもうちのほうが美味しいものを出してる！」

「けど、うちより入ってるんだよな～」

「なんでだろ？」

って思ったことはありませんか？

チェーン店が、その最たるひとつだと思います。

「うちの料理のほうが、しっかり仕込みもして、手間と愛情も込めてるのに．．．」

ハンバーガー屋を始めるなら何が欲しい？ってお話

こんな話をご存じですか？

伝説のコンサルタントとして名を遺した“ゲイリー・ハルバート”という方のお話です。

ゲイリーさんはセミナー中にこんな質問を参加者に投げかけたそうです。

もし私と君がハンバーガー屋を始めるとしよう。

「それで誰が一番売れるか競争しよう！」

「もしも君がその競争に勝つために、ひとつだけ条件を獲得できるとする。」

「どんな条件が欲しいかい？」

と。

いろんな条件が出ました。

「最高のハンバーガーを作るために、最高の牛肉が欲しい！」

「いや、最高のバンズだ！」

「いやいや、オレはソースだ！隠し味に使う抜群のソースが欲しい！」

ある人はこんな条件も出しました

「立地条件だ。最高の場所が欲しい！」

そして

「どこよりも安く、美味しいハンバーガーを提供できるようにする！」

と言った人もいたようです。

なかなか最後のほうに言った人はこの競争に勝てそうな気がしますよね。

でも、ゲイリーさんはこう言ったそうです。

「なるほど。分かった。」

「それなら私は君たちの条件をすべて飲んであげよう！」

「そのすべての条件を提供したところで、私は何の問題もない。」

「私が欲しいのは、たった１つだ。」

「それは．．．」

「腹を空かせた群衆だ！」

おい！

それズルイ！笑

と思わず突っ込んでしまった人もいるかと思いますが。

でもこの話を聞いてハッとしました。

「結局のところ、料理、お店のことしか考えてなかったのかも知れない！」

もちろんお客様のことも考えてはいましたが、お店や料理、サービスなど、内側のところをどうにかすることばかり考えていたような気がします。

商品やサービスのクオリティーを上げることももちろんしていかないといけないところです。

でもきっと僕たちがお店、ビジネスを始めた理由は

きっと

“たくさんの人たちに自分の料理を食べて幸せになってもらいたい”

“たくさんの人たちに自分がつくるもので笑顔を作りたい”

と、そんな想いで始めたのではないでしょうか？

今度は内側の勉強ではなく、顔を上げて、もっと大きく周りを見て

『お客様はいったい何を考えているのか』

ということを知っていきましょう！

マーケティングを学んで未来を見る？

“お客様”は

｢何を見て｣

｢何を考え｣

｢どんな行動をするのか｣

大手チェーンなどはこう言ったことを常に考え、マーケティングを駆使しているんですね。

そして繁盛しているお店というのは、意図せずともこのマーケティングに沿った営業をしていることが多いです。

そしてまだまだマーケティングを理解しながら戦略を立てて営業しているお店は多くはありません。

これからきっとこの業界はどう変わっていくのでしょうか？

5Ｇが整備されたり、AI人工知能がどんどん身近になってきたりすると、間違いなく飲食の業界も何かしら変化していきます。

ほんと5年後でもずいぶんと変わってくるかもしれません！

「いやいやって言ったてそんな変わんないでしょ？」

と高を括っていると置いてかれます！

本当に変わった時にそこから考え始めるんじゃ遅いんです！

今からどんな未来がくるのだろうと考え続けている人とは大きな大きな差がつきます。

今から未来のことを考えて勉強していくことはとっても大切なことです！

マーケティングは考え方です。

「こうゆう時はこうする！」みたいな技を学ぶというよりも

「こうゆう状況だからこの技を使ってみよう！そうするとこうなるから効果的だよね」というように

点ではなく線になるような考え方を学んでいきましょう！

そうすれば未来が少し見えるようになるかもしれません！

少しずつお勉強していきましょう！

まずは『お客様を知る』

どんどん深堀していきたいと思います！