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Cash or Card?

どうも。

ひろとです。

昨日日本人の先輩に誘われてちゃんとした鍋を久しぶりに食べて、やっぱり日本の食べ物は美味しいなあと改めて思う今日この頃です。

さて、今日は。
アメリカでのお金の使い方についてシェアしようかなと思います。

1.カード文化

日本ではキャッシュレスが話題となっている昨今、アメリカではすでにそのキャッシュレスが進んでいます。

僕がここに来て2週間くらいが経った頃のお話。

まちの案内がてらアメリカ人の友達にスーパーに連れて行ってもらって買い物をして、いざ会計しようと思って現金を取り出すと、

「めっちゃ現金持ってるやん、わろた」

と一言。

いやいや普通だろと思いながら、周りを見ると、ほとんどの人がカードで支払っている様子。日本ではオンライン上でしかカードを使わなかった僕はスーパーでカードを使ったことなんてなかったから、衝撃だったわけです。

というかそもそもカードを日常的に頻繫に使うなんて考えもしなかったし、怖かったというのが正直な感想でした。

そのアメリカ人の友達は、現金なんかほとんど持ち歩かないそう。出かけるときは、携帯と学生証、クレカ、デビットカードくらいなんだとか。

そして、最近気づいたのは、スーパーで買い物をしていると、商品の値札が2つあって、下の方の値段には"Only with Card"と書いてあるんです。そしてその値段は、上の値札、つまり現金で払ったときの値段よりもちょっと安くなっています。

同じ商品を買っても、カードか現金かで値段が変わるんです。

他にも、外食するときは基本的にカードで払うのが普通だし、ファストフードは基本的にタッチパネルでカードで支払うのが普通です。屋台でさえもカードで払います。笑

僕みたいな現金しかもっていない人はわざわざレジまで行ってオーダーします。

が、日本みたいにレジに常に人が立っているみたいなことはありません。だって、みんなタッチパネルのところでカードで払うから基本的にレジ対応は多くないんです。

だから嫌な顔をされるときもありました。笑

学校内の食堂やカフェなんかは原則全てカードです。というか現金は使えません。学生証にキャッシュ機能があってそれで支払うか、自分のクレカを切るかしないと大学内で買い物はできないようになってます。

それくらいカード文化がアメリカには染みついているわけです。

2.割り勘・集金さえもカードで

これが一番驚いたし、個人的には割とだるかった習慣の1つです。

週末なんかはパーティーや飲み会があったりするときに誰かが負担して後から集金するみたいなことは日本でもよくある話だと思います。

アメリカで集金するときは決まってみんな、

Venmoで払って!」

って言います。

最初僕はこの"Venmo"が何者か謎でした。

聞いてみると、これは集金アプリだそう。自分の口座を登録しておいて、そこから友達に送金したり、集金したりするサービスなんです。僕の周りの友達で使っていない人はほとんどいないくらい普及しているアプリです。

「うわー、そんな便利なアプリあるんや!」

って思ってインストールしようとしましたが、日本のApp Storeではインストールできないらしく...。しょうがないので現金で返しています。

相手にとったら現金なんて日常で使わないから実は迷惑っちゃ迷惑なのですが、ありがたくも友達は寛容な人が多いのでなんとか許してもらっています。

だから、面白いのは同じ金額を払っているのに、現金で返すのが申し訳なく思うようになったことです。日本ではそんなこと考えもしなかったのに...笑

さらに、中華とかシェアする系の外食に行った時は、基本的に人数分のカードを渡せば、合計の金額を店側がカードの数で勝手に割ってくれます

これはある意味便利です。なぜなら友達同士での細かいお金のやり取りが省けるから。日本でもこれは早く普及してほしいなあと思います。

3. データのお話

ここまではあくまで僕の経験談の話なので、数値としていかにカード文化が広まっているかお話しようと思います。

TSYSというアメリカにおける消費者の支払処理をビジネスとしている会社が1222人を対象に実施した調査によると、54%の人がデビットカードを、26%の人がクレジットカードを使っているという結果が出たそう。

また、さきほど紹介したVenmoのようなサービスを総称してP2Pサービスというのですが(日本でいうとLINE Payみたいなやつ)、その利用率は以下のようになっています。

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左はP2Pサービスを使ったことがあるか否か、右は年代別の利用率です。

やはり全体的な普及はまだまだながら、若者を中心に広まっているのがわかります。ただ、やはり使う状況を考えても単純に若い人のほうが使う機会も多いと思うのでこの結果は妥当ですかね。

4.終わりに

いかがでしたでしょうか。

こんな感じでアメリカではめちゃくちゃキャッシュレスが普及しています。

僕も最初はカードを日常的に使うのにめちゃくちゃ抵抗がありましたが、今ではカードを日常的に使わないと不便だと感じるくらい

「現金持ち歩いてて危なくない?」

これはアメリカに住んでいる日本人の友達が渡米して1か月くらいの僕に言った言葉なのですが、今でも忘れられません。笑

「いや、カード使いまくるほうが危ないやろ」

当初僕はそう思っていました。

でもよく考えてみると、今ではカードが盗まれたとしても、携帯で簡単にすぐに口座を止めれるし、保険もあります。

一方、現金は一度盗まれたら終わり。

ただ詐欺にカードは使われやすいのは紛れもない事実で、どちらがいいのかはわかりません。

でもアメリカに来てカードがより身近な存在になったのもまた事実であり、やっぱり便利だなと思います。

何が言いたいかというと、今カード文化に染まった自分が日本に帰ったときカードが使えない店でカードしか持っていなかったときが怖い。笑

まあでも、結局お金はお金なので、しっかり使い方をわきまえて生活していこうと思います。笑

それでは。

ひろと

【第22回 学校では教えてくれない英語】

~「緊張する」の言い方~

前回"I have butterflies in my stomach."が「緊張する」という意味というのをシェアしましたが果たして"I'm nervous."と何が違うのかネイティブに聞いてみました。

みなさんご存知の"I'm nervous."は比較的使える範囲が広いらしいのであまり気にすることはないのですが、"I have butterflies in my stomach."は好きな人や気になっている人に話すときやロマンチックな場面の直前に使うそう。

だから用例は次のようになります。

~"I'm nervous."~
I'm nervous because I have a final presentation today.
(今日期末のプレゼンがあるから緊張してる。)
~"I have butterflies in my stomach."~
My date didn't go well because I had butterflies in my stomach.
(ドキドキしてたせいでデートがうまくいかんかった...)

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