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Age is just a number

どうも。

ひろとです。

毎日投稿6本目...
今日を含めてあと2本です。

昨日バーに行って久々に飲みすぎてやばいけど頑張ります。笑

さて今日は。

何書こうかなあと思って今学期を頭の中で振り返っていて、この国で過ごしてみて、日本にいるときと比べて考え方や捉え方が違うところないかなとか考えていたのですが、

やっぱり感覚がマヒしていますね。冷静になって比べてみると違いがたくさん。

今日はその中でもその違いが顕著だなと思った「Age(年齢)」について書こうかなと。

今日は違うテイストでお送りできればと思います。


アメリカに来てはや4ヶ月。

周りにいる友達の年齢は様々。

ある人は、18歳。彼は22歳。彼女は25歳。あの友達は38歳。授業でよく見るあの白髪の人は絶対に60歳オーバーのおじいちゃん。

いつの間にかこの光景が当たり前すぎて深く考えることはなかったけれど、冷静に考えて日本でこの状況を見たら、正直言って未だに違和感を覚える風潮はある。

もしかしたらアメリカでも、おじいちゃんが授業受けていたら、さすがに珍しい部類には入るかもしれないけど、かといってひどく違和感を感じるものではない。


アメリカ出身の大学院生の友達がいる。
彼は、27歳くらいで、日本研究をしている学生。

彼はアメリカの大学で学士をとってから、2,3年日本の英会話教室で英語教師をして働いてから、この大学で研究に励んでいる。


ある時、韓国出身の大学院生と話す機会があった。
彼は確か40歳前後だった気がする。

韓国では何歳までに結婚しないと、もう結婚できないみたいな風潮が根強いくらい年齢にこだわる文化があるらしい。

だから、大学院に通って今働いていない彼にとっては人生を決める大きな決断だったはず。

やりたいことを優先した結果アメリカに来て研究に励む道に進むことを決めたらしい。


こっちで知り合った日本人の友達。
年齢は1歳くらい上。

その人は、大学2年のときに自分のやりたいことを見つけて、日本の大学をやめて、そのままこの大学にTransfer(編入)したらしい。

この大学はTransferしても、もともとの大学で取った単位をほぼ互換できないので、一般的には編入してから卒業するまでさらに4年かかることになるらしい。

そういう人がこの国、少なからずこの大学にはかなり多い。


実は逆もある。
これが一番驚いた。

こっちに来て知り合ったアメリカ育ちの日本人の友達は同い年の21歳。一般的に言えば学部3年次の年。

彼女は明日大学を卒業する。来年の4月から企業で働くらしい。

聞くところによると、高校を1年早く卒業したことに加えて、大学も普通より早く卒業するらしい。

自分が無知なだけだったかもしれないけど、そもそも高校や大学を規定の年数より早く卒業できること自体に驚きだし、将来のことを見据えてそれを進める学生もすごいなと。

その人と話していると、別に自分が〇歳だからとか気にしてなさそうだったし、むしろそういう風に道を切り拓けるチャンスがあるならと思って学生生活を送っていたんだと思う。

正直考えたこともなかったルートだった。


こんな感じで、この国に来てから、

「この人〇年生やから〇歳やな」

と思っていた人が年上だったり、年下だったりする状況に何度も遭遇した。

そういう風に勝手に考えてしまう自分が古臭いと感じるくらいだった。

でもそもそも自分のなかでは年齢なんて気にしていないつもりだった。

例えば、大学なんて自分のやりたいことがあるなら、留学したり、休学して何年かけてでもいいから卒業すればいいと思っていた、

はずだった。

でも、今回ここに来て、いろんなバックグラウンドを持つ学生と交流して、

いざ我に返ってみて、もし仮に自分が30歳とか40歳とかになって大学に行き直したいとか思い始めたとしたら、果たして行動に移せるのか。

もし今どうしてもやりたいことをここで見つけて、それがここでしかできないことだったら、今の日本に籍がある大学をやめてTransferする勇気、行動力はあるのか。

今すぐにYesとは絶対に言えないし、将来のリスクを考えてしまう時点でやっぱりまだ年齢を気にしているし、常識に囚われているところがあるんだなと。

"Age is just a number."

もはや海外ではこの考え方が古すぎるくらいらしいけど、自分がこれを心底理解できる日はいつ来るのか。

自分のやりたいことに対して素直になれる人間になりたいから、彼らを見ていると感じるものはすごいある。

こっちに来て、語学や勉学ももちろん大事やけど、こうやって肌で感じるものだったり考え方の違いに触れられたことが今のところ留学の一番の収穫だと思っている。

これからもそういう学びを察知できるようにアンテナを張り続けて、自分の考え方の変化を楽しみに生活していきたい。

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