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米つくりの謎

我が家の米つくりの敵、倒伏。
つまり雨風などの自然現像や田んぼの状態などにより稲が倒れてしまうこと。倒れて稲穂が水に浸かれば、そこから発芽し収穫できないこともあります。

毎年、となりの田んぼは倒れていないのにウチの稲だけ、たいした台風でも無いのに寝てしまいます。いったいなぜなのでしょうか?

よく言われる原因としては
①肥料の与えすぎ
②日照不足
などにより、節間と呼ばれる節と節の間が伸びすぎたり、弱くなっていることが原因だと言われます。

①の肥料は、とくにチッ素など成長初期に必要な養分の摂りすぎにより節間が伸びすぎることにより倒れやすくなる事が原因のようです。
対策としては、元肥を入れ過ぎないということにつきます。

ただし、出穂の時期にチッ素はとても大切な養分なので、タイミングをみながら追肥を行わなければなりません。

続いて②の日照不足です。植物ホルモンは成長を促進するホルモンでもありますが、光によって働きを抑制する性質もあるので、密に植えすぎると根本に光が当たらず、ヒョロヒョロの稲になってしまうことも考えられます。

天候の不良はどうしようもありませんが我が家の場合、昔からの慣行によりかなり密に植えすぎていたのかもしれません。
もしくは、分げつを止めるのが遅く、株数が増え過ぎていた可能性もあります。

よって、考えられる解決策としては、
一坪辺りの植え付け株数を50以下へ。
株間も23センチ以上いわゆる疎植栽培がひとつのカギになるのではないかと思います。

これにより根本の節間を短くしっかりとした太い茎に育てることが出来るんではないかと思います。

今年はいくつかの田んぼで株間を少しずつ変え、肥料の与え方もタイミングを考えながら実験していきたいと思っているので、このnoteを使い紹介していこうと思います。

最後まで見ていただきありがとうございました。

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