見出し画像

夏のPhotoブレ幅旅2日目 ニセコ編

こんにちは、あなたのココロのスキマ♡、写真と旅でお埋めします、hirotographerです。

夏のPhotoブレ幅旅2日目の朝は、マイケル・ケンナが昔撮影した朽ちた桟橋の撮影から。4:15にタイマーで起き、前日ホテルスタッフに教えてもらっていた場所へ・・・しかし、見つからない。
ホテルのスタッフに教えてもらった場所にはただの桟橋。最高の色に染まっている空を尻目にひたすら探し続ける。ちょっとマニアックなスポットではあるため、自分でリサーチしなかった己の甘さを呪う展開だ。
最終的にはGoogleマップの航空写真から推測してゆっくり車を走らせながら、なんとか発見・・・。
ほんの数分が命取りのこの時間帯に何たる失態…
朝焼けの赤に染まった時間帯は数分前に過ぎてしまっていた。
決して悪くはないけれどあの赤色が入っていれば…と涙目。
やはり風景は甘えが全て自分に返ってくる。あと5分寝たい…が致命傷だし、あと10分待っていれば…の後悔は果てしない。

というわけで改めて風景勢の皆様にリスペクト。
撮って出しの写真がこちら。露出変えて複数枚撮ったので帰宅したら露出ブレンディングしてTwitterに上げる予定。

宿に戻って1時間ほど仮眠の後、妻とお散歩へ。
湖畔の風が気持ち良い。アート作品もいくつかあって散歩のよいフックになる。

誰?
ぴょこ!

物議をかもしたのは3匹の動物。北海道なのでヒグマじゃないの?と持っていたら妻は虎だという。どう見てもメスライオン?本当にありがとうございました。

ヒグマじゃないし、ましてや虎でもない。

朝ごはんはボリューム満点だが、冷凍モノが多いのが昨晩から少し気になる。ディナーでも噴火湾はギリ漁期でないのでボタンエビの冷凍は仕方ないとして、中国産マツタケいらないよ…地物野菜とかでよいのに…
並列してる系列ホテルはバイキング形式なのでそことの食材の共同調達や料理に共有みたいなものもあるんだろうなと推測する。

ロケーション、サービス、建物は文句なしで素晴らしいので少し残念。
ちなみに露天風呂もついているのだけど、なんとこれもかけ流し。
ボタンを押してお湯を溜めるのだけど、循環だったら最初から溜まった状態なので一目瞭然。無論、同じ時間帯に一斉に湯を入れようとすると制限はあるもののお湯の使い方も大変贅沢だ。
このホテル、入口入って滝が四方から流れる空間で視覚的、聴覚的に外界から一気に切り離されて、その後扉が開くと美しい洞爺湖の眺望が広がる流れは文句なしで最高の導入。導入オブザイヤーを土下座で進呈したい。
チェックアウトは朝の散歩の際に会計を済ませてたので並ばずに鍵だけ返してスムーズに出発。

ニセコ近くの京極のふき出し公園へ。微妙なネーミングだけど、なみなみと湧き出る水のすごい場所。そして緑あふれる景観も美しい。
群馬のチャツボミゴケを彷彿とさせるワンシーン。

ふき出し公園という名前で舐めてはいけない。

近くではボトルを売っていて湧水を汲んで飲むと最高に美味い!
ニセコ周辺は美味しい湧水が多い。名水で作ったコーヒーはもちろん、蕎麦や豆腐など毎冬の楽しみだ。

ヒラフ市街を車で通り抜ける、雪がないと若干迫力が落ちる気がするものの、今も新しい建物の建設が各所で進んでおり、開発の手が休まることはない。コロナ明けで今年の冬は混雑してしまうのだろうか・・・個人的には大変気になるところだ。冬のニセコはこちらの動画でどうぞ。

ここで3000湯超えの温泉マニアの先輩からlineで連絡。
「この時期にニセコ行くなら黄金温泉入った方がいいよ」
ありがとうございます!早速向かう。

これが黄金温泉。

黄金温泉は露店にある小さい足元湧出の湯船が最高。お湯をありのままで使うという贅沢の極みが実はこの「空気に触れる前に自分に触れる」という足元湧出のすばらしさ。ポコポコと軽く泡立ちながら湧いており、湧出口がちょうどお尻のあたりにあるのでもはやケツ元湧出。露天の日傘があるのでずっと入れる。気づけばお湯の泡が全身にまとわりついているが、これは新鮮な証拠。露天風呂の空もキレイに抜けていて気持ちいい。夜は星も見えるらしい…温泉の湯温の関係で5月から10月までの限定となっており、過熱したりしないその潔さも素晴らしい・・・。

最高の入浴体験後、合流すると

「とんぼの交尾、全種類見た」


とよく訳の分からないことを言い出す妻。

温泉があふれた水たまりにトンボが散乱しまくってたらしいけど、表現・・・。

昼ごはんは狙っていたそば豆が1時間待ち。夏がやはりハイシーズンなのか冬のノリでは無理だった。
妻から先日テレビに出てたニセコラーメン風花へ行こう!と提案があり、向かうと即入れる状態というか、温泉と併設でちょっと入るのに勇気がいる作りだ。

雪にすっぽりと包まれた冬のニセコようなビシソワーズエスプーマ(じゃがいものスープを窒素ガスでふわふわにしたもの)の下には、

雪のようなビシソワーズのエスプーマが載っている

なんということでしょう?北海道名物味噌ラーメンが荒々しく潜んでいます。ビシソワーズのバターの香りも味噌ラーメンにマッチして美味しくいただきました。

チェックインまでまだ時間があるので冬は閉ざされている神仙沼へ。
15分ほどの歩きで沼地までたどり着く。ちょっとした尾瀬感のある風景が広がり、より深く秋の訪れを感じる。高低差がないので写真を撮るのは少し難しい。

尾瀬のワンシーンのような神仙沼

ホテルまでの道中は運転を妻が担当。だんだん眠くなってきたらしく、
「進撃の巨人の曲をかけて」と妻のリクエスト。意味がわからん。

しょうがないので私もデス声とグロウルで目覚まし役を買って出てみたところ、

「・・・なんかうるさい」

と大変好評でした!
若干ふらつきながら、行き過ぎたり戻ったりして今日のホテル、ニセコ東山ヴィレッジ リッツカールトンリザーブに到着。
お高いんでしょう?いえ、ポイントで無料です!レッツリッツ。

辛口ジンジャーエールに柑橘とミント、そして梅干しを入れたウェルカムドリンクを飲み干しつつチェックイン。

聞けば冬はゴンドラも専用ものがあり、温泉も自家源泉!!これは入らなくては!ということで部屋に着くなり即温泉へ。

浴槽の色も赤茶に変化しており、ワクワクしながら湯船に浸かると…無色透明、香りなし、湯の個性なし、香る塩素臭…バリバリ循環でした😇

赤茶色に変色はしているが個性なし。
空間の使い方はさすがリッツ。

お部屋はシックな感じで窓から広がる緑がキレイ。

入浴後にソファでくつろいでたら、うとうとしてきて寝落ちする。妻がタオルケットかけてくれた。

晩御飯の1時間前に起床し、車で向かうと今日も爆焼け。
天気には本当に恵まれてる・・・。

晩御飯は真狩村のレストラン「マッカリーナ」。
妻がずーーーーーっと「マッカレーナ」って間違えるので頭にこびりついている。マカレナってかなり昔にはやったこれやです・・・↓


白眉は地物野菜の冷たい前菜でしょうか。宝石箱や~という感じです。

帰り道車を走らせると街灯にまとわりつく怪しい飛翔体が多数・・・これはもしかして・・・

「蛾」・・・


途中でフロントガラスに「べチャッ!」と直撃し、震えながら確信する。以前富良野で大量発生したときに遭遇した記憶がよみがえり鳥肌が立つ。
聞けば今年は北海道でマイマイガが大量発生中らしい。

ひえええ、と言いながら今日はそろそろ就寝!

というわけで2日目もnote続けることができました。引き続き道中をnoteにまとめていきたいと思いますので是非チェックしてみてくださいね。

反応なかったら途中で心折れてしまうので是非フォローとスキ!&シェア!お願いいたします。

この記事が参加している募集

いただいたサポートはライカの金利に全力有効活用させていただきます。