見出し画像

書棚整理の掘り出し物

今日(2022年3月22日)、東京は時節に似合わない雪となりました。この時期は、新学期前で何かと忙しなく、物事の整理もしなければならず、新しいスタートのための準備もしなければならずといったところです。我が家も例外ではなく、書棚の整理をしていたところ、掘り出し物を見つけました。

2011年6月(と写真の日付でわかりました。最近はコンピューターのおかげで…不精者にはありがたい時代です)に上司のお伴で米国に出張。ロサンゼルスからニューヨーク行きの飛行機の中に、見覚えのある顔がありました。テニスファンならご存知だと思いますが、リンゼイ・ダベンポートという有名なアメリカの元テニスプレーヤー。90年代後半から2010年くらいまで活躍し、グランドスラム大会でも複数回の優勝をしている選手です。確かその頃彼女は妊娠して一時ツアーから離れていた時期だと思います。(wikipediaによると、すでに引退していたようですね)

プロテニスの試合を観に行って選手にサインを求めるということはしたことのない私ですが、このチャンスは逃してはならないと思いました。席は私たちの席の2列か3列前。とは言っても、ツカツカと行って「サインお願いできます?」というのも気が引けている間に、飛行機はニューヨークに着いてしまいました。

「チャンスは逃げたか?」と思っていたのですが、荷物引取りのターンテーブルのところに行った時にそこに彼女の姿が。「これは本当に最後のチャンス」と思った私は、サインを、と思いましたが、色紙を用意している訳ではない。そこで、当時勉強していた社会保険労務士試験用教科書の裏表紙近くの白いページにサインをお願いしました。多分、"Sure!"とか何とか言って、言葉少なくですが、快くサインしてくれました。

リンゼイ・ダベンポートのサイン

10年以上も忘れていましたが、書棚整理で再度そのサインに出会うことができました。こういうことがあると、しばし部屋の整理は頓挫。あれやこれやで、いつも捗りません。まぁ、これも忘れかけていた思い出に触れた瞬間でした。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。Noteを通じて多くの方と交流したいと思います。「すき」も「コメント」も大歓迎です!

<おまけ>
ブックストアで自著を紹介させてもらっています。ご覧いただければ幸いです。電子出版本は、Kindle Unlimitedメンバーの方は、追加コストなしで読めます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?