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学会発表:ICT活用による授業革新について

2024年12月7日に京都で行われた学会に出席してまいりました。わずか10分間ですが時間をもらい、ICT活用が授業を大きく変革できるという思いを伝えてきました。

コロナ禍中のオンライン授業での経験から、どうやったら学生諸君とのコミュニケーションをどう行うか、授業で伝えるべきことを、どうやってしっかり伝えられるかについて腐心してきました。その経験を通じて得た確信は、オンラインと対面授業の良いところを統合して、より質の高い授業が実現するのではないかということです。またオンライン化は、教員の事務的負担(例えば試験の採点など)を大幅に減らし、本来行うべき業務に集中することを可能にします。今後このようなノウハウを多くの教員の方々に伝え、またノウハウを交換する研究会を行いたいと考えております。この動画は、2024年12月に行われたJAALinJACETとういう学会での発表です。

大学での授業が本格的に対面に回帰してしばらく経ちます。そして今抱いている疑問は、コロナ禍の経験から多くの教訓を得たはずなのに、それが一体どれだけ活かされているのかということです。

プレゼンテーション資料です。

私自身は、Zoomなどのオンライン会議システムとさまざまなオンラインアプリを併用することによって、授業を大きく改善し、さらに嬉しいことは、授業に関わる付加価値の低い作業(その最たるものがテストの採点作業)から劇的に解放された点です。そのことにより、学生諸君一人一人をしっかり向き合うにはどうすれば良いかについて考え、さまざまな新たな試みをすることに集中できるようになりました。

しかし、学会等で発表を行うと、「対面」対「オンライン」という図式での議論が多く、両者を併用して、双方の利点を活かし最適化するという議論は、あまり盛んではないように感じています。

こうした現状に一石を投じたいと思っており、そのきっかけにしようと、今後もさまざま試みていきたいと思います。

こうした思いから、この分野で一緒に勉強できる仲間を募りたいと思っています。多くの方にコンタクトいただければ幸いです。以下によろしくお願い申し上げます。

以上

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