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株式会社LayerXに入社しました

これは何
こんにちは。稲田宙人(@HirotoInada)です。
掲題の通りです。2022年11月1日より株式会社LayerXに入社しました。

このnoteは主に自分のための備忘録的なログですが、LayerXに興味がある方向けにも、自分がどのような経緯でLayerXにジョインすると意思決定したかをまとめてみようと思います。
興味を持ってもらったり、参考になれば嬉しいです。

簡単な自己紹介

本題に入る前に簡単な自己紹介をしておきます。
Reproの稲田改め、LayerXの稲田です。

アプリ・ウェブのマーケティングSaaSを提供するRepro株式会社で、最初の2年ほどはアプリマーケティング運用支援・後半の2年間は経営戦略策定と"ASO Insight"という新規SaaSプロダクトの事業推進/プロダクトマネージャーをしていました。

より詳しい自己紹介は以下をご覧ください

Reproは最初の会社だったので、LayerXが初めての転職になります。

LayerXで何をやるのか

LayerXではバクラク事業部でPMM(プロダクトマーケティングマネージャー)をします。

主に経理の方向けのバックオフィスSaaSである"バクラク"シリーズを、どのように価値訴求をしてどのような企業様に使って頂くのか。
そのためには、どのような順番でどのようなプロダクト・機能を提供するのが、最大公約数的に最速で価値を提供できるのかを考える役割です(と自分では解釈しました)

足元はPMMとして既存のバクラクシリーズを一定横断的に見ていくことになると思いますが、中期的には新しいプロダクトの立ち上げから事業推進/PMを担っていければいいなと思っています。

Reproへの感謝

Reproには大学在学中の2018年4月にジョインしたので4年半も在籍したことになります。
感覚的には2年間くらいに感じるので、Reproでの時間は本当に濃密だったんだなと。

ここで書くことではないですが、Reproには本当に感謝しかないです。
アプリマーケティングの"ア"の字も分からなかった自分を、それなりに"アプリマーケ詳しいマン"にしてくれたのは間違いなくあの環境のおかげです。

元来飽き性なタイプだったのに4年半も在籍できたのは、事業環境が毎年目まぐるしく変わり、自分自身は毎年新しい役割・領域に拡張して常に新しい取り組みができたのに起因しています。
それくらいReproでの日々は刺激的で楽しかったです。

在籍の後半では、新しいSaaSプロダクトとして"ASO Insight"を自ら立ち上げ、退職まで事業推進とプロダクトマネージャーを1人で担ってきました。
ASO InsightのRepro全体の売り上げに占めるポーションも一定大きくなってきたので、少しはReproの事業成長に貢献できたのではないかと思います。

また、大学在学中から正社員として働かせてもらえたのは本当に有り難かった…
年齢・役職関係なくチャンスがどんどん回ってくる環境・Reproのカルチャーは自分にはフィットしていたと思う。
(本筋とはずれますが、大学通いながら正社員フルタイムで働く二足の草鞋生活は結構キツかったですが、ちゃんとストレートで卒業してやり切ったのは、自分にとって自信になりました笑)

なぜ転職をするのか

では、ここまでReproを褒めちぎっていた自分がなぜReproを退職したのか。

端的に言えば、「自身の成長曲線の鈍化の予兆」を感じ取ったからだ。

MarTech・アプリマーケティング5年目にもなると、一定のレベルで知識が吸収でき経験も積めた自覚がある。
毎年新しい役割・取り組みはできていたものの、核になる考え方は今までの積み上げにならざるを得ず、どうしても成長曲線は鈍化していってしまう。

特に、自分がReproにジョインした2018年当時はモバイルアプリ全盛期であったが、当時と比較するとかなりMarTech・モバイルアプリ業界は成熟してきおり、全く新しい学びが今後もボコボコあるかと言われるとそうでもないかなと思ったのが、元々の転職のきっかけだった。

自身が働くモチベーションの源泉は「その仕事は知的好奇心がくすぐられるか・満たされるか」であるため、もう一度成長曲線の角度をブチ上げるためにも、業界・環境を変えて真っ新な状態からスタートしたいと思ったのが理由だ。

なぜLayerXなのか

新しいチャレンジの場としてなぜLayerXを選んだのか。

LayerXの事業・組織/カルチャーの両面から掘り下げてみます。

LayerXの事業

"分からなすぎて面白そう"
自分が所属するバクラク事業部は「ハタラクを、バクラクに」をキャッチコピーに、主に経理の方向けのバックオフィスSaaSを開発・提供しているのですが、ジョインの意思決定する前の自分の正直な感想としては、「経理業務とか肌感ないし、バックオフィスSaaSとかイマイチ興味湧かないなあ」という感じでした。

しかし、カジュアル面談で話を聞いて以来、普段の自分が経費精算をする際の手間や、経理の方と各部署でのコミュニケーションが大変そうなのが、無意識ながら感じるようになり、まだまだこの領域って”メンドくさい”が蔓延っているのではないかと興味を覚え始めました。

元々自分自身、経費精算や労務処理などの事務処理が引くほどに苦手(マニュアル読まない・読めない・読みたくない)なのもあり、圧倒的なUXのプロダクトで経理の方だけでなく従業員の方も簡単・楽に普段の業務ができ、ひいては会社の人間にしかできない業務に割ける時間を増やすことで、お客様の事業成長を加速させたいなと思いLayerXにジョインを決めました。

とは言え、自分は経理業務もといバックオフィス業務の解像度はめちゃくちゃ低いです。でも、だからこそ"分からなすぎて面白い"んだと思います。
とにかく"Be Animal"に情報をインプットしお客様の実際の業務プロセス・悩みの解像度を上げることで、経理業務に蔓延る不合理の"why"を1つ1つ解きほぐしていきたいです。

"飽きなそう"
LayerXには3つの事業が存在しています。会社の規模感から考えると事業もプロダクトもいくつあるんだよって感じですが笑

バクラク事業部だけでもプロダクトがもの凄いスピードで複数立ち上っていき、加えて、領域が大きく異なる事業が同じ会社の中に複数存在する。
この会社だったらまたしばらく飽きなそうだなとも思っています笑

LayerXの組織/カルチャー

"スタートアップ2周目の方が多い"
LayerXではスタートアップ2周目の方が多いです。(と聞いています)
スタートアップの酸いも甘いも経験した方が多いからこそ、"踏んではいけない轍"を強く認識していて、それはカルチャーにも強く現われているのではないかと思います。

スタートアップがどのように事業を成長させていくのかの知見が豊富に社内にあり、ビジネスマチュアな方々から日々学べそうなのも理由の1つです。
また、上記は、自分の人生の時間をベットする上で、会社の不確実性を一定減らす観点でもいいなと思いました。

常に"Be Animal"でありたい
LayerXには5つの行動指針があります。
どれも自分にはストンと腹落ちするモノなのですが、特に"Be Animal"は入社前からとても気に入っています。

Source:株式会社LayerX 行動指針

元々今回の転職のきっかけが"成長曲線の鈍化の予兆"を感じたことだったので、常に学び続ける姿勢が行動指針として定義され社内で称賛されているのは、自分にはすごく最適な環境に感じました。

また、行動の判断軸になるのが""というのもとても好きです。
""は個人的解釈としては近江商人の"三方よし"に近いものだと思っており、その判断・行動は自らの短期的利得のためになっていないかを、常日頃意識する上で、これ以上にシンプルで強力な指針はないと思います。

商いは自らの利益のみならず、
買い手である顧客はもちろん、
世の中にとっても良いものであるべきだ

三方よしを世界に広める会

最後に

つらつらと書いてきましたが以上をもってLayerXへの入社エントリーとします。

初めての転職、且つキラキラ銀河系軍団のイメージが強いLayerXへの転職ということもあり、めちゃくちゃドキドキしていますが、不安を上回るワクワクで胸がいっぱいです笑

Repro在籍中にお世話になったものの直接ご挨拶ができていない方もたくさんいるので、よければお茶でもいきましょう!

お気軽にご連絡お待ちしています! https://twitter.com/HirotoInada

また、今回の入社エントリーを見てLayerXに興味を持ってくださった方、絶賛複数ポジション採用中です。
まずはお気軽にカジュアル面談でも構わないので申し込んでみてはいかがでしょうか?(自分もLayerXに慣れてきたら開設します!)

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