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アプリ開発のやるやらを判断するときの思考を整理してみた

元ラーメン屋店長プログラマーのObjective-ひろCです。
仕事でアプリサービスの開発をしている傍ら、個人開発で家族・カップル向けのTODOアプリを開発しています。

アプリをリリースして半年が経ちました。現在は、ある程度プロダクトマーケットフィットのフェーズは終わったと判断し、機能追加と改善を繰り返しアプリをすくすくと育てています。
その間、色々アイディアが思いついたり、ユーザーの方から様々なフィードバックを受けるのですが、そのやるやらを決めるときどう思考しているかを、取捨選択の精度を上げるため整理してみました。

やらないと判断するとき

機能に対して下記の問いかけをしていつもフィルタをかけます。

・ホーム画面の他のアプリ使えば良くない?
・追加したことで犠牲になるものはない?
・コアの機能?

この問いに対して、一言で回答できるとかなりクリアになると思います。
たとえば最近の例だと下記です。

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どの意見も的を得ていますが、追加することで犠牲になるのはウリにしている"アプリのシンプルさ"です。これに価値を感じて使ってくれているユーザーを犠牲にすることが"追加したことで犠牲になるものは?"です。

ある機能を追加するとき何かが犠牲になるので、機能の追加にはシビアです。イイねのボタンを置くと一定のユーザーは使ってくれるでしょうが、ホーム画面の入力の煩雑さが増して、誤タップが増え、目に見えないヘイトが溜まるでしょう。

やると判断したとき

上のフィルタを通った機能は優先度を決めて順次対応します。機能の優先度は主にmustな機能か, betterな機能か?のスライダーで判断しますが、サービスの成長時期とユーザーとの関係性を考慮して順番を決めています。

たとえば、この半年のプロダクトマーケットフィットもはっきりしてなかったフェーズでは

・まだ機能が片手落ちの今の段階ではユーザーの満足度も高くないのでマネタイズ施策を入れるのは辞めて、自分が使って納得できるところまで機能追加を優先する
・電話番号ログインしかできないが、最初期に使ってくれているロイヤルユーザーを大切に関係性を築きたいからログインなしで利用できる機能は後回しにする

など考えて順番を決めていました。(現在は両方実装済み)

1年くらいの先のアプリの未来の形が見えているから、この意思決定ができます。プロダクトオーナーが、長いスパンでロードマップを決めていると焦って実装することもないし、じっくり取り組めます。

アプリの成長はユーザーと共にある

アプリをリリースするときはMVPでだいたい作ると思うので、最初に思い描いた理想とは、ほど遠い状態がほとんどだと思います。

リリースまでは個人or開発チームの仮説に沿って開発していけば良いのですが、リリース後はお客さんがつくのでユーザーと対話しながら開発することになります。
絵に描いたUXマップの仮説通りに物事は進みません。
どんなに美味しいと思うラーメンを作ってもお客さんがつかなければ終わりです。頑固なラーメン屋店主になってはいけないです。
アプリのストアを介しているだけで、アプリのサービス開発は昔やっていたラーメン屋運営(サービス業)にすごく近いなと最近感じています。

対面の関係性と同じで、ユーザーとの信頼を築くにはMVPなアプリを出して、ユーザーを知って意見を聴いて徐々に歩み寄っていくため時間がかかります。
なのでアプリがプロダクトマーケットフィットを達成したか測るには時間が必要だし、開発者が片手落ちと思ってる段階で人から信頼を得られるわけもないので、まずMVPの範囲である程度の納得感のあるところまでは数字を追うのはそこそこにひたすらアプリを磨き上げる時間が必要では?と最近思います。(体感半年〜1年)
アプリを改善するスピードに合わせてKPIが伸びてアプリが成長すると、成功の確度が上がるでしょう。逆にいつまでも数字が伸びない場合、撤退の検討が必要かと思います。

ということで、自分なりのアプリの機能開発の優先度についての思考と、サービスの成長とユーザーとの関係性で優先度が決まる。そのためには未来を見据えた目が必要。というまとめでした。

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