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中心感覚をより明確に

こんにちは、身体機能研究家の小林洋太です。
前回の投稿では『軸』をはっきりさせることについて書きました。

思ってたのと違う体軸

人によって異なると思いますが…
からだの軸というと、からだの真ん中を貫いている細い線のようなものをイメージするかもしれません。

しかし実際は、太くて厚くて「安心」できるというのが『軸』です。
当たり前だけれど、からだには厚みもあるし、幅もあります。
左右を常に対象で動かしているわけではないので、その都度、中心(重心)は変わるし、軸だってそれに合わせて変わらないといけません。

『体幹』とか、『軸』という言葉を使うとどうしても、コンクリートの柱とか固く・強いものをイメージしてしまいますが、実際はもっとしなやかで、強くて、もっと自由度の高いものなのです。

その身体イメージと実際に誤差があると生じるのが『不調』だったりするわけです。

BODYWORKSの10セッションを通して身につけてもらいたいこと
それは『じぶんのからだ』のサイズ感であったり、動かし方(操作法)であったり、コンディショニング(調整法)などを知り、自分でからだの調子を良い状態でキープするためのあれこれです。


からだを動かすためにあるのが筋肉というのは嘘だ。


セッションも中盤、5回目のセッションからは、より深部の感覚を呼びおこし、身体感覚の統合を図っていきます。

SESSION5のテーマは「丸く弛やかな骨盤底」です。
お腹がぎゅーーーーーっと縮まっていては、ハンモックのように弛んだ骨盤底には到底なりえません。

骨盤底筋というのは締めることを目的にしてはいません。
例えば、お尻の穴をぎゅっと閉めたままダイナミックな動きで早く走ることはできませんよね。
からだは動いていてこそ、その機能が発揮されるわけですから、締めてはいけないわけです。
にも関わらず、お尻を締めるみたいなことが推奨されているわけですから、始まりからして実際のからだと、イメージの乖離が生まれるわけです。


上から降り注ぐ力(重力)に対して、必要以上に耐える必要はなく、その力を真下へと伝えられるようになれば、もっと力強い動きができるようになるわけです。


弛やかな骨盤底には欠かせない存在である「深層外旋六筋」と総称される股関節周辺の筋肉

何事もイメージは大切です。
何をするにもイメージが沸かなければ、なかなか実行に移ることは難しく
実行をしたとしても満足のいく結果にすることも難しかったりします。

ある事があたりまえに感じている、わたしたちのからだですが
実は思っている以上に知らないことだらけだったりするわけです。
知ってるつもりと、知っている。では大きな違いがあります。
命尽きるまで付き合っていくじぶんのからだと上手く付き合っていきたいなと思った方はぜひYouTubeチャンネルなんかもチェックしてみてください◎

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