子供の日 あなたも誰かのヒーローになれる
3歳児を子育て中のHiroです。
小牧幸助さんの企画
シロクマ文芸部への参加作品です。
世界を救うスーパーヒーローにはなれなくても、誰かのヒーローにはなれるという話
ふだんは嫁に怒られてばかりの僕ですが、昨日は息子にとってヒーローになれたかも知れません。
昨日、嫁と息子と3人で公園に遊びに行くと、天気も良かったので、けっこう混んでました。
一番人気の大きめの滑り台も大渋滞で、階段で子供たちが10人くらいの順番待ち
3歳児には、ちと怖いかなと思いつつ、混んでいたので、息子だけにして、「行っといで」と、下から見守っていました
他の小学生と混ざって、押されるように、だんだん上がっていき、いよいよ息子が滑る順番に
しかし、怖くなったのか、なかなか滑らない
そのうち、待ちきれなくなった、後ろの小学生に「はやくいって!」と言われて、その場で泣き出してしまった
うわっ!と、思ったけど、滑り台までの階段は順番待ちで、ぎゅうぎゅうに渋滞してるので、助けに行けない
しかたなく、滑り台の外側からよじ登り、息子のところまで行って、強く抱きしめた
「あー、ごめんごめん、すぐに降りるから」
泣きつづける息子を膝の上に乗せ、しっかりと抱きしめながら、滑り台をしゅーと降る
安心したのか、うれしそうに笑ってた
ああ、そうか、こんな僕でも息子にとっては、ヒーローになれるんだなぁと、思った週末でした
EDテーマ
『ダンジョン飯』より♪
最後まで読んで頂き、ありがとうございました🙏
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