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中判用レンズをミラーレスで再利用した話

あまり機材に執着がないので、持ってる機材も多くないし、高価なものはない。なので、レンズ資産みたいなものがほぼ皆無なのですが、それでも持ち合わせていたレンズを思い出したので、今回使ってみたいと思ったついでにこんな記事を書いてみました。
いわゆる駄文ですが、お暇でしたらお付き合いいただければ幸いです。


中判用レンズのマウントアダプター

購入の動機

せっかくミラーレスを買ったのに、最近はそこまで使えていないので、ちょっとテコ入れが必要な気がして、機材の整理してたら昔ダメにしたカメラのレンズがあるのに気付いたので、マウントアダプター買って使ってみようと思ったのがスタートです。

まぁ、デジタルはあくまでサブ機だけど、物撮りとか素材集めとか出番はあるわけで、ちょっと真面目な感じのも持っておこうと思ったけど、最新の機材買うのもちょっと違う気もしたので、今回の購入にいたりました。


今回購入した機材

Fotodiox Pro Lens Mount Adapter Compatible with Kiev 88 Lenses to Sony E-Mount Cameras

Amazonで、¥9,508 + 配送料・手数料:¥2,487で購入しました。
KIEV88マウントのレンズをSONYのEマウントで使うことができるマウントアダプターになります。


KIEV88とは?

KIEV88 本体

HASSELBLAD 1000F(6×6cm判一眼レフカメラ)のコピーカメラで、初期はSalyut(1957年頃発売)で、色々な改良などあってKIEV88というカメラができました。名前のとおり、旧ソ連の、今はウクライナのキエフの工場で製造されていたものになります。
HASSELBLADが欲しいけど、高いので手が出ないときに中古カメラ屋で購入した記憶があります。めっちゃレンズたくさんついてきて嬉しかったけど、当時は標準レンズ使いこなすので精一杯だったなぁ。

ウエストレベルでの操作感が気に入っていましたが、写りはHASSELBLADとは全くの別物です。

ウエストレベルファインダーの見た目がまさにハッセルコピー

結局、ちょっとしたアクシデントで少し水濡れしたのが原因でカメラ本体をダメにしちゃいました。
でもレンズは健在だし、いつか安くて状態のいい本体が手に入ればと、今まで眠らせてたレンズたちが違う形でもこれから日の目を見ることになればいいなって思います。


所持レンズ

  • MC VOLNA-3 80mm f2.8

  • MIR-3 65mm f3.5

  • MIR-26B 45mm f3.5

  • MC Telear-5B 250mm f5.6

正直、当時は標準レンズのMC VOLNA-3 80mm f2.8 ばかり使っていたから、他のレンズについてはあんまり語れないけど、どれも状態はいいです。


使用感・よかった点

レンズの後玉から露光面考えたら、フランジバック長くなるのは当たり前だけど、その分、中判用レンズだけあって、かなりよい描写だと思う。

カメラを並べてみたらよくわかるフランジバック

特に標準レンズ結構近くまで寄れるし、大きさも許容範囲。

MC VOLNA-3 80mm f2.8
マッキーくらいのの長さになる

他のレンズはお散歩使いは厳しい長さになります。
一応、マウントアダプター側に三脚のネジ穴あるので、三脚使う際に重心前に寄りすぎることは回避できそう。

MIR-3 65mm f3.5
MC Telear-5B 250mm f5.6


作例

本当は全レンズで、やりたかったけど余力なかったので標準レンズのみでお許しを。

MC VOLNA-3 80mm f2.8

開放気味でもしっかり解像してくれるし、ボケ味の綺麗なレンズになっています。


まじでただの駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
また作例とか増やせたら、追記しようかと思います。



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