2020-7-30 日記. ベンチャー企業の研究者: AIと共生する未来1

AIの技術革新は早く, 多くの場面でAIが利用されている.

一部の料理, カウンセラー, 自動運転, 複雑な計算などなど数え切れないほど担っている.

確実に我々はAIと共生する未来を選んでている. 今後どんな未来を選ぶことになるのかいくつか分類を見ていこう. 現実は複合的にこれらの分類を目的に応じて利用していくことになる.

1. AIで能力を下支え: 能力が衰えた人に能力を与える. 例えば, 視力が衰えた人に視力が回復するように能力を下支えする.

2. AIが能力を増強: もともと筋力がある人に能力をさらに与えるなどがあるだろうか. パワードスーツなどはその典型例だと思う.

3. AIが能力を拡張: もともと存在しない能力を客観視する能力もまた確実に存在している. 例えば, 睡眠の熟睡度を脳波や脳活動等から推定するAIの開発が進んでいるが, これはもともと人間には持っていないもしくは疲労感から推定するようなものである, 能力を拡張していると言えると思う.

4. AIが能力を援助: 1.-3.とも似ているが少し違うと思っているのは, 援助である. 1.-3.が身体や能力と一体化することが前提なのに対して, 援助では, 他人とのコミュニケーションの補助などだろうか. 例えば, お見合いの仲介AIなどがそうだろうか. 必ずしも人間同士のコミュニケーションが1対1で進むわけではなく, 誰かコミュニケーションを促進していくれる人がいることで進むこともある. 他にも, カウンセラーは援助型の方が良いように思っているが, 3.のように拡張型の方が良いかもしれない.

5. AIが能力を代替: 他にも完全に能力を代替するのはあるだろう. 例えば, 税金の計算だったり, お金の計算等は今後ますます自動化されると思うし, 一方で税金の取り立ては代替されず人間が当分は続けることになりそうだと思っている. この部分は直接的に人の仕事を無くしていくので, 無くした人は奪われたと思うことが出てくる. 問題なのは, 人は仕事のスキルを覚えるのにかなりの時間をさくので, 新たに覚えるコストが大きくなりがちなのだ. 新たな仕事を見つけろと言っても聞き辛い仕組みが存在していることを忘れてはならない.

とりあえず今回の分類はこの程度に.

続く

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