ダルシム vs ダルシム
先日、浅草へ行った時のこと。
バッティングセンターの片隅にあった、ストリートファイターⅡ をやってみた。
子供の頃、スーファミでやっていた以来だから、25年ぶりとか、もっとかもしれない。
なんとなく、ダルシムを選びゲームスタート。
すると、最初の敵はダルシムだった。
ダルシム VS ちょっと血色の悪いダルシム
どういう状況なんだと思いつつも、試合が始まったので、カチャカチャと戦い、敵のダルシムに勝利。
次の敵は龍で、波動拳を連発され、すぐに敗北した。
話はダルシムに戻る。
子供の頃から格闘ゲームで同じキャラ同士が戦うのって当たり前になっていたが、あれはどういう状況なのだろうか?
考えた結果、あれは自分自身との戦いという深いメッセージなのかもしれないと思った。
起きなきゃいけない自分 vs もうちょっと寝たい自分
お皿洗いをしたい自分 vs もうちょっと溜まってからでいい自分
今日こそ読書をしたい自分 vs 結局読まない自分
私はこういうちょっとした自分との戦いに、ほとんど負けながら生きている。
きっと、これを読んでるあなたも同じはずだ。
同じだと言ってくれ。
誰しも、ダメな方の自分は、めちゃめちゃ強いはずだ。
でも、私はダルシムを見て思ったのだ。
自分に勝とうと。
ダメな自分を倒しまくって、強くなるんだと。
負けそうな時は、あの日のダルシムを思い出して。
倒せた時は、心の中で「ユーウィン!」と呟こう。
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