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パフォーマンスが上がる空気とは③

昨日は自分が所属するチームの空気の現状把握について書きました。

今日は悪い空気がどうやって作られるかについて考えていこうと思います。

人は理屈では動きません。

感情で動きます。

感情=その場の空気とも言いかえることができます。


悪い空気がどう作られるかに関して考える時に同時に考える必要があるのが、変えてはいけない空気です。

・チーム特有の守るべきルールや価値観

これはトップが代わる時に特に気をつけないといけません。

口酸っぱく言われてきたことを、自分がリーダーになった時は口酸っぱく言い続ける必要があります。

僕はチームビルディングをワクセル主宰の嶋村吉洋さんや、小売店経営などで実績を作られている吉川夫妻から教わって来ていますが、下記のようなことをずっと言ってきて頂きました。

・まずは質よりも量にこだわる。量からしか質は生まれない

・無計画は失敗を計画すること

・メールや電話、LINEの反応を早くする

・目標を明確にし、そこからの逆算で行動をしていく

・上から目線は厳禁

・タスクの期限を切り、守る

・結果報告、中間報告をする

・ごちそうになった、時間を頂いたら、すぐお礼メールをする

・時間を守る

・欲しい結果を出している人と一緒にいる

それをしっかり引き継ぐためには、僕自身が実践し、口酸っぱく言い続ける必要があります。

ここを甘やかして、まあちょっとぐらい良いか、とやっているとどんどん緩んだ空気、悪い空気になっていきます。


・一般的な道徳心、倫理観、善性、モラル

以下のような一般的に正しいとされる価値観は曖昧にしているとチームの空気が悪くなります。

いわゆる、両親、おじいちゃん、おばあちゃんなどに子供のころ大事だと教わったことですが、そういった当たり前のことを当たり前にできるチームが伸びていくのだと思います。

・元気よく挨拶する

・人には親切にする

・身だしなみを整える

・約束は守る

・嘘はつかない

・いじめや悪口はだめ

・目標は達成する

・切磋琢磨は美徳

・協力し合う

・借りた場所はきれいに使う

などといったことです。


・悪い空気への対処法

もし空気が悪くなってきたと思ったら、絶対に早めの対処をすべきです。

それをそのまま放置していたらそれが文化になってしまいます。

もし空気が悪くなっているのであれば、具体的な数字によってどう悪くなっているか示し、みんなが気づく機会を与える必要があります。


パレートの法則というものを教えて来てもらいました。

組織の8割の成果は、2割の人によってもたらされるというものです。

この2割の人を使って、残りの8割をどう燃やせるかが肝になるかと思います。

この2割の人たちにとってしっくり来る空気が創れれば成果を創るために必要な空気がより強固になって文化になっていくかと思います。

「仕事の報酬は仕事」というのを、よくワクセル主宰の嶋村吉洋さんがおっしゃりますが、そういう文化ができているチームは良い空気になります。

良い場の空気だと良い人が集まります。

チームビルディングのコツはここだと思います。

僕も率先して良い空気作りをしていきます。


吉村先外

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