【きっかけ】なぜ私が中小企業診断士資格取得を目指したか

なぜ私が中小企業診断士の資格をとりたいと思ったのか、きっかけをお伝えします。
大人になってから勉強を続けるには、何かしらきっかけがあり、やる気に着火することが大事だと思います。

大学在学中から、経営に関わりたい、独立して自分の裁量で仕事がしたいとぼんやり考えていたのですが、具体的な行動ができないまま大学を23歳で卒業、一般企業に就職しました。31歳になる現在まで4社を転々とし、大したキャリアも積むことなく8年半が過ぎました。
1社目→地方銀行。マニュアル化された仕事が嫌で半年で退職
2社目→不動産関連のベンチャー企業。激務でうつになり、1年半で退職
3社目→広告関連企業。3年勤務したのち、妻の実家がある長野県に移住。トータル3年半で退職
4社目→会計システム企業。2年営業として勤務し、育児休暇取得。在職中。

正直なところ、今の仕事も自分の得意分野とも思えず、モチベーションは上がりませんでした。そして、今の会社にずっといたいとも思えませんでした。
このままではただ時間が過ぎ、自分の人生が無駄になってしまう。
今のままではダメだと思いました。

改めて、自分自身がやりたいことは何か、どんな人生を送りたいかということを
ノートに書き出しました。
夢や理想、やりたいこと、やりたくないことを仕事や家族、趣味など色々な側面から
書き出しました。そして、最終的な理想をまとめると下記3点に集約されました。

・組織や時間に縛られず、自分の裁量で働きたい
・収入をアップさせ、好きなことができる経済力がほしい
・地方中小企業の経営を支援し、地域の活性化を実現したい

かつ、私自身勉強が割と好きで、地域の税理士の方々とも知り合いだったので、
そういったことも活かせるのではないかと考えました。

やりたいこと×好きなこと×できること(もっているもの)

この組み合わせを満たせると思った方法が「中小企業診断士」という資格でした。

もちろん他にも手段はあったのかもしれませんが、
私にとっては、それ以上の解がないと思いました。
何より自身の中でものすごく腹落ちして、やる気が出てきたので中小企業診断士の資格取得に向かって突き進むことにしました。

(余談)
結果的に、「やりたいこと×好きなこと×できること」という式に当てはまっているのですが、実は中小企業診断士という資格をずっと意識していたわけではありませんでした。大学を卒業してすぐ就職した銀行の同期で、中小企業診断士を取得したいと言っている友人がいました。その時は私自身そこまで興味をもつ資格ではなく、詳しく調べることもしていませんでした。


それが、2018年10月頃に「やりたいこと×好きなこと×できること」を満たせるものがないかなと探していた(自問自答していた)ところ、なぜかふとこの資格名が頭の中をよぎりました。そこで詳しく調べてみるとまさに自分がやりたいことに当てはまっていたのです。「言葉が降りてきた」という表現に近いかもしれません。

とても不思議な感覚だったのですが、もしかするとあれは同年9月に亡くなった祖父からの言葉だったのではないかと思っています。祖父は私と同じ京都大学農学部出身で、とても真面目に働き続けた生涯でした。

昔からすごく可愛がってもらい、私が同じ大学の同じ学部に合格した際はとても喜んでくれました。そんな祖父は、人生の方向がふらふらと定まっていない私を天国から見ていて、心配してこの資格を目指すきっかけを授けてくれたのではないかと思っています。そんな祖父の思いも胸に秘めて、これからも頑張っていかなければいけないと思っています。

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