計画力と行動力は反対の意味で使われることが多いです。
よく、計画力と行動力どちらが大事かと問われることがあります。
自分のポジションや経験にもよるかもしれませんが、私はどちらも大事だと思います。どちらかを取れと言われれば、行動力。理由は後ほど。

計画のない、場当たり的な行動ばかりでは、方向性も定まらないまま日常を過ごし、結局自分が何をしたいか分からなくなります。
がむしゃらにやることで、プレイヤーとしては一流になれることもありますが、多くの人を率いて方向性を示すことはできません。

逆に、計画はできても行動がてきない人もダメです。いくら素晴らしいアイデアを持っていても、行動して形にできなければ、評価のされようがないからです。評価されなければ、当然お金にもならないですし、周りの人もついてきません。大学の勉強はできても、社会に出て今イチ活躍できない人はこのタイプが多いです。

ですので、計画力と行動力、どちらかを取れと言われれば、行動力をとるべきです。
形を作れるので、評価され、お金にも変わるからです。
しかし、自ら行動するだけでは限界があります。ずっと自分が動き続けることは、時間も割かれますし、非効率です。

そこで大事になるのが、実行力です。
実行力は、自らが動くのではなく、周囲の人やモノに動いてもらう力です。
自分以外の人に動いてもらえれば、その分自分の時間にゆとりが生まれ、新しいことに取り組むこともできます。もっと言えば、働かずともお金が入るようになります。

計画を立て、行動を起こしたら、その行動を見直し、文章などで可視化して、プランにする。
具体的に、いつ、誰が、どのように何をすべきなのか、なぜすべきなのかを考え、表現して、他の人を納得させるようにしましょう。
そして、動いてもらいましょう。
これはすごく大変なことです。自分が動いたほうが楽です。しかし、自分の中で大きなことを成し遂げたい人、稼ぎたい人、会社の中で高いポジションにいる人には必須の能力です。

対立したらどうやって解決するかも考えておきましょう。

具体的に考えて、誰もが動けるように可視化すること。それが実行力を身につける第一歩です。


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