見出し画像

多くの人を引っ張る、良いコンサル・コーチング・セッションとは何か、真剣に考えてみた

コンサルティングやコーチング、セッションというサービスは、現代ではもう世の中にだいぶ浸透しているんじゃないかと思います。
これを読んでいる皆様も、こういったサービスを利用している方、もしくは提供している方も多いのではないでしょうか。

一方で、こういったサービスを最後まで成し遂げる受講者も、かなり少ないんじゃないでしょうか。
途中で失踪したり、解約したり。あとは最後までやったとしても、なんとなくいい加減に終わらせてしまったり。

私もこれまでの人生で、さまざまなコンサル・コーチング・セッションを受けてきました。色んなものに、とにかくまずは取り組んでみました。
具体的には、
PPC(アフィリエイト)。
英語の集中勉強サービス。
心理学的な教育事業、セッション。
お笑いコンサル。
パーソナルジム。
空手。
などなど。

しかし、ほとんどがマトモに続きませんでした。
マトモに続いているのはパーソナルジムぐらいです(それでも今は、体調不良で休んでますが)。それ以外は、光の速さで辞めています。受講料が数万だろうが数十万だろうが、すぐです。
最近は「撤退の速さ」も、自分のウリなんじゃないかと思うようになってきました。笑

ですが、とあるきっかけで出会った電話セッションは、もう半年以上も継続して頼ってます。
不快に思ったことは一度もないし、今後もどんどん力をお借りしようと思ってます。
サービス受けると、力が湧いてきます。ここ最近の原動力になっています。
良いコンサルに巡り合えたと、心から嬉しいです。

……同じ部類とも言える、「コンサル・コーチングやセッション」なのに、いったい何が違うんだろう?と思考を巡らせることがありました。
今日は自分の問題点を棚に上げ、100%他責にした上で、ずっと悩んできた「良いコンサル、悪いコンサル」の違いについて整理したいと思い、筆を持つことにしました。

良いコンサルの絶対法則は、「受けた側が○○○を持つこと」

良いコンサル・コーチング・セッション(以下「コンサル」とだけ書きます)は、いったい何が違うのか。
今となっては、これは間違いない!と断言できます。それは何かというと、

受けた側がやる気になること

です。これはどんなコンサルでも、当てはまります。
受講生が、自分自身でやる気を持って、自走したくなるようなもの。
それが良いコンサルの絶対条件です。

何を当たり前のことを…と思っている方もいるかもしれません。
でもこれは、「何かコンテンツを持っているサービス」だと、落とし穴にハマりがちです。
コンテンツを相手にはめ込もうとしたり、単にコンテンツを相手に伝えるだけになってしまったり。ということは、非常にありがちです。

良いコンテンツがあったとしても、それはただの道具でしかありません。
・そのコンテンツを手に持って
・相手自身が自分から喜んで
・走り出したくなるようにする
という風に、コンテンツは使っていく必要があると考えます。

コンサルタントの役目は、受講生のやる気を最大限出させること、そのやる気を保つこと、そして自走する受講生を全力で支えること、と考えています。

なにがやる気を呼び起こすかは、人によって違う

「やる気を呼び起こすことが大事」と言いましたが、何をもってやる気に繋がるかは、人によって大きく異なります。

たくさんの課題を課されて、それを解決して自己成長することによって、やる気を出す人。

「自分のこと見てくれてるんだ!認めてくれてるんだ!」という承認欲求によってやる気を出す人。(承認欲求は悪い面ばかりではありませんよ)

スポ根や青春のように、一緒に走っていくことでやる気を出す人。

やる気のスイッチは、人によってさまざまです。
たまに「成功するためにはこのやり方しかない!」と息巻いている方もいますが、私はそうではないと考えます。
人には人の成功例がある。人には人のやる気スイッチがあって良いはずです。

そしてそれと同時に、やる気を奪うスイッチも、また人によってさまざまです。

例として自分の場合、「決め付け」が強い相手の場合、すぐに関わる気を無くします。
先日受けた、某コミュニケーションコンサルでは、私が喋ること何から何まで、決め付けが非常に激しかったです。
話すこと話すことで、決め付け(しかも強めの)がすごく多く、だんだん話すことがウンザリしてしまった覚えがあります。

「コミュニケーションの達人」って肩書きの方が、相手(今回は自分)の言葉尻だけ拾って…という印象に、私は受け取りました。めっちゃ疲れました。
全12回だったはずですが、多分最初の1回だけでもう行かないです。高かったのになぁ……笑

おっと、だいぶ脱線してしまいました。笑
とにかく、そんな人によっての「やる気を奪うスイッチ」、言い換えれば「地雷スイッチ」があるわけです。

じゃあ、その「やる気スイッチ」「地雷スイッチ」はどうやったら見付けられるのか?
これの答えは、1択です。それは、

相手のことをよく知ろうとすること

に他なりません。
コンサルファーストじゃない。コンテンツファーストじゃない。相手ファーストです。
相手のことをよく見て、相手に心から興味を持って、何が好きで何を嫌がるのか、良く見て判断する。
そういった力は、コンサルをやる人にとって絶対に必要です。

前半にも書いた電話コンサルさんは、やる気を出させるのがすごく上手です。
私が話していることを全く否定しない。その上で、私が経験した事のないことを多く提案してくれて、未知の経験へ誘ってくれる。
これは、「話さえさせておいて、適当に肯定しておけば、勝手にやる気入っていく」という私自身のやる気スイッチを、見抜いてくれているんだと思っています。

特にあれこれ言わなくても、自走したくなるような、素晴らしいコンサルが世の中にはある。
そういったことを、私はこの電話コンサルさんを経て、学ぶことができました。

相手がいた上での、コンサルやコンテンツです。コンサルの提供側は、その事を意識する必要があります。
コンテンツは二の次。相手との人間関係がなによりも重要です。


以上です。
ざっくりとまとめると、

・良いコンサルとは、相手をやる気にさせること
・コンテンツは、やる気を持った相手が自走したくなるための道具にすぎない
・やる気スイッチ(ならびに地雷スイッチ)は、人によって大きく異なる
・だからこそ、相手に興味を持って、相手のことをもっと知っていく必要がある

という結論に至りました。

最近は私も、プログラミングを教える仕事を始めてます。
また、プロジェクトを先導したり、外注さんやチームに指示をしたりと、だんだんと引っ張る立場になってきました。
正直、本当にまだまだです。ここで書いた「良いコンサル・良いコーチング」の、5%も出来ていないです。
この機会に改めて、1から「教えるとは何か」といったことを、見直してみたいと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?