スウェーデンとの出会い
私は2015年の夏に、ひとり北欧旅へ出かけました。
最大の目的はスウェーデンの工芸学校のサマースクールに参加することでした。
その頃の私は、どこか遠くへ行きたい症候群で日々鬱々としていました。そんな話を20歳近く年上の友人にした所、気晴らしにスウェーデンのサマースクールに参加してみたら?と提案されました。え、気晴らしがいきなりスウェーデン?サマースクール?
その友人は昔、スウェーデンのセーテルグランタンという工芸学校へ織物を学びに留学していたそうです。その工芸学校はサマースクールを開催していて、外国人でも誰でも参加できるとの事でした。北欧は治安が良いから女ひとり旅でも全然大丈夫よ!と背中を押され、よーし、人生初の大冒険だ!と計画を立て始め、せっかく行くなら北欧数ヶ所行こうと2ヶ月の旅行にでることにしました。
そして初めてのひとり海外旅行なのに、なぜか最初に降り立ったのはバルト三国のエストニアでした。北欧じゃないじゃん(笑)今はGoogle翻訳もあるし、言葉は何とかなるだろー、と気楽にしていたら、当時はオフラインでは翻訳が使えず、Wi-Fiも借りなかったので携帯も役立たず。。そしてエストニアでは英語がほとんど通じず、冷や汗かきまくりました。
エストニア観光で数日滞在し、フィンランドへ渡り、それからまた船でスウェーデンへ上陸!
ストックホルムでは2週間の語学学校にも通ってみたりしました。そして念願のサマースクール!しかしここでもトラブルが。。
私が申し込んでいたかご編みコースが人数不足でキャンセルに。。結局椅子作りのコースになりました。
言葉が分からない中、朝から晩まで木工作業に明け暮れ、とても大変でしたが、とてもスウェーデンらしさを味わえた貴重な体験でした。
この北欧珍道中は今度書きたいと思います。
それからはすっかりスウェーデンに魅了され、その3年後に、ついにスウェーデンへ留学したのです。
ここまで読んだら、20代の女の子の話かな?とお思いでしたか?
どっこい、私が初留学したのは38歳の時でした。
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