革を鞣す

私はスウェーデンのフォルクホグスコーラ(民俗学校)へ入学した。日本でいう職業訓練校の様なイメージで、年齢、国籍問わず誰でも入学できる。しかも授業料は無料!なんとスウェーデン人以外の日本人の私も無料なのだ。何という太っ腹。。
材料費や寮があるので寮費はかかる。後フィーカ代も(笑)でも寮費も物価高なスウェーデンなのに、3食付いて6万円位だった。さすが福祉先進国だ。まぁ実は高福祉のカラクリみたいな事もあるんだけど、それはまた後々。。

私が入学した学校はフォルクホグスコーラの中でも変わっていたようで、昔ながらの生活や技法を取り入れたモノづくりに特化していた。テキスタイル、木工、鍛治等の中で私は革の鞣しコースを選んだ。
元々私は日本で靴の専門学校出身で、製靴業界で働いていたので、革ものづくりについてはある程度知識があった。なので授業がスウェーデン語でも作業を見れば分かるかなと、だいぶ甘い見当で学校へ乗り込んだのだ。勢い、大事。

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