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取り入れた化学物質を排出するには?③

とても希望が持てる報告があります。
福島県有機農業ネットワークの調査「有機農産物摂取による尿中のネオニコチノイド量低減に関する調査研究」の研究結果が、2019年7月1日の朝日新聞に取り上げられました。

こちらです。

当会では、昨年度、地元の子育て世代に協力してもらい殺虫剤ネオニコチノイドの尿検査を実施したところ、有機食材によってネオニコチノイドをデットックスできることがわかりました。 マスコミ等に成果を知らせたのですが、どこも取り上げることはありませ...

Posted by 福島県有機農業ネットワーク on Tuesday, July 2, 2019

その研究によると、1000を超えるサンプルの1/3を分析した結果、慣行栽培の農産物を食べていた場合に対し、有機食材の食事を5日間摂取した場合、尿中のネオニコチノイド含有量が54%減少、さらに1ヶ月間の有機食材摂取で94%まで減少。
短期間でも有機農産物の摂取で、体内の農薬が外に排出されることが明らかにされています。

 これ以外でも、アメリカで行われた調査では、WHOの国際がん研究機関(IRC)が「おそらく発がん性がある」と指摘した除草剤の成分グリホサートが3日間の有機食材の摂取で70%減少と伝えています。
参考: 「Environmental Resarch」2020年

こういった調査研究結果により、私たちは、農薬や、除草剤などの化学物質をいたずらに恐れることなく、可能な限り有機野菜、有機食材を摂り入れることを実践すれば、かなりのリスクが防げることが分かり希望を持てるのではないかと思います。
 
 特にこれから成長して、世の中で活躍していく子どもたちの食材を一番に気にかけてあげたいと思う次第です。


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