まとめ
何も意識せずに、市販の食材や食品を買って食べる、何も考えずに誰かと外食を楽しむ、それを続けていく先に何が待っているか、
私が知る限りのことをお話しさせて頂きます。
私は仕事柄、色々な方のお宅にお邪魔して、
お話を伺うことも多いのですが、その中で、何度か聞いたのが
「こんなはずじゃなかった」
という後悔の言葉でした。
例えばある70代の女性は、食費その他を切り詰めて、まとまった額の財産を作っていました。
これからご主人とあちこちに旅行に行って人生を楽しもうと思っていたらなんと、まさかの余命宣告を受けてしまったとのこと。
私が食のお話をしていたら、
「もう少し前に知りたかった。これからという時に計画してたことが出来なくなってしまって。」
と困惑と、後悔の言葉を述べられました。
また、ある70代の男性は、若い頃は仕事仕事、あちこちにツーリングしたり仲間と飲みに行ったりと人生を謳歌されていました。
ところが、仕事をリタイアして、これから奥様とも少しゆっくり楽しむ時間が取れると思っていた矢先、奥様が糖尿病と強度の認知症になられ、常に付き添いお世話をする必要が出て、単独で外出もままならず、孤立奮闘されています。
「この大変さは、他の人には分からんよ」
と言って。
いかがですか?
これから子育てお仕事、たくさん頑張り、お金をしっかり貯めて楽しむために、食費を一番に削っていこうと思ってる方も多いのでは?
確かにお金を貯めることは大切です。
ただ、食費を削って、安いもので済ませ何も考えずに過ごすことが、少し先の人生に影響を与えることになる、ということもほんの少しだけ立ち止まって考えてみることは大切ではないかと考えています。
限られた地球上での人生を生きる時、生き甲斐、楽しさを感じたいのであれば、
健康な身体あってのことではないかと私はそういった方々の姿を見ることで痛感しています。
だからこそ、食べるものを選ぶことの大切さを伝えたいですし、もう一つは、これまで無意識に摂り続けてきた化学物質を排出する方法も実はあることをお伝えしてこれから先の人生を楽しんで頂くお手伝いが出来たらと思っております。
このシリーズは今回で終わります。
次回はまた違うテーマで書いていこうと思います。