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選択と行動

私のところには、メルマガがたくさん届きます。
インターネットを20年以上もやってると、いつどこで登録したかも記憶にありません。
いつもなら、ほとんど見ないで即削除です。
でも、たまにインスピレーションで開いてみることがあります。

今回は100項目くらいの質問に答えるものだったんですが、
その後、これが私の特徴だよって結果が届けられました。
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これによると、私は「凝り性」なんだそうです。
それで、おせっかいにも、長所と短所を書いてくれている。

でもね、これ、私には同じことを言っているように思えるんです。
長所か短所か、
それは「凝り性」の私が、どんな環境に置かれるかで変わる。

このメールがいう「固執性」を発揮したら、

他人の意見に惑わされず、自分の意思に基づいて、責任を持った行動を取れる。

ということ。

まぁ、そうだなって納得します。
これって、よくないですか?
こんな性格だから、競争の激しかった高度成長期に、「企業戦士」として、やりがいを持って仕事できたんだと思います。

反面、自分を曲げなかった。
たとえばクスリ屋にいながら、現代医療は対症療法にしかならないからと、病気にさせない!、疾病予防事業こそこれからの世の中に必要なんだと主張し、メタボ予防事業が制度化される何年も前に、それを企業の中でトライした。
「自分の意見を曲げない」というのも、長所として書かれていますが、
それは時として対人関係を悪くします。
そんな経験を、私は何度もし、痛い目に遭ったから、いまではとっても柔軟になっています。

そして「短所」ですよね。
はい、そういうところ、ありました。
それで、たくさん傷ついた。

でも、その痛みが消えていく経験をし、12年前に私は心理カウンセラーになった。

人の話が聴けなかったから、徹底して話を聴いた。
聴く度に、私の心の奥底が揺さぶられて聴けなくなる。
一体これはなに?
何度も何度も自分と向き合い、心の奥に溜め込んだ感情に向き合った。
結果、自分の中にある矛盾が消えていき、人の話が聴けるようになった。
相手に寄り添い、相手の気持ちを聴くことで、相手が笑顔になる。
それが、私のしあわせになった。

閑話休題。
私の特徴である「凝り性」、生かすも殺すも自分次第ってこと。
そして、長所も短所もなく、
ただ、そんな性格だってことを知って、それとどう向き合っていくかだけ。
自分の生きる環境によって、長所にもなれば短所にもなる。
だから、それ自体をどうことしようとするのではなく、

私にはそういう「氣」があるから、こういう環境ではこうしよう

そう決めて動いたらいいだけだと私は思います。

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