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中国渡航の隔離日記(その1)

こんにちは!コロナ禍の最中ではありますが、2021年1月から北京への赴任が決まりました。1月初旬に東京を出発し、今中国の大連で隔離中です。日本で事前準備をして、フライト・到着してホテルに隔離されるまでの一連の流れをお届けしたいと思います。

※こちらは2021年1月10日時点の情報です。ご自身が出国するタイミングで関係各所の最新情報を元に準備頂くようお願い申し上げます。

1.事前準備

中国へ渡航する際は航空チケットと渡航前48時間以内のPCR検査(血液検査、鼻の粘膜検査のダブルが必須です)に加え、以下2つの事前申請が必要になります。

・グリーン健康コード申請

・防疫健康コード登録

○グリーン健康コード申請

PCR検査結果を中国日本大使館指定のサイトへアップロードする必要があります。大使館ホームページお知らせの2020/11/27の外国籍の乗客の欄にあるアップロードサイトにて実施します。登録が完了するとQCコードが取得できるので、キャプチャーしておくとよいと思います。日本の空港でチェックインする際に提示します。

※以下イメージ

スクリーンショット 2021-01-10 15.15.06

○防疫健康コード登録

WeChatミニプログラム(微信小程序)またはネット版を開き、受診したダブル検査機関を選択し、健康状態等を入力、最後にダブル陰性証明をアップロードします。自分はwechatから登録しました。wechatを起動し、"海关旅客指尖服务"で検索→種類で検索(ミニプログラムを指定)するとミニプログラムが表示されるのでクリックすると、以下の画面が表示されます。

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ここの健康申報から必要情報を入力します。最後にQRコードが表示されるのでこちらもキャプチャーしておくとよいです。中国の空港で入国の際に提示します。

健康コード

2.出国

日本は成田空港から出国しました。混み合っているという話を聞いていたので空港へはフライトの2時間半前に到着しましたが、1時間もかからず搭乗口まで行けました。チェックイン時にグリーン健康コードを提示する以外はいつもと同じです。9:30のフライトでしたが免税店はオープンしていたので買い物もできます。

3.入国

2時間半程度のフライトで大連へ到着。北京に行くのに何故大連?と思われた方もいらっしゃると思いますが、現在東京から北京への直行便はありません。海外から中国へ入国する際の空港を制限している(大連、上海、広州など)ため、先ず大連に入り隔離後に国内線で北京へ移動します。

到着すると以下の案内がありました。

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空港内に入る箇所で手袋とマスクの着用を指示されます。

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管理番号のカードを受け取り、進んで行きます。

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空港内で以下の検査を行います。

・PCR検査(鼻の粘膜)

・PCR検査(喉の粘膜)

日本のPCR検査も結構痛いと思っていましたが、中国はさらにきつく、容赦なくグリグリされます(涙)検査自体は数分で完了し、終わると荷物受け取りの場所までたどり着けます。

4.ホテルへ移動

外国人と中国籍の方で隔離されるホテルは別々になっているようです。偶然同じ便だった中国籍の方とお別れをし、バスに乗り込みホテルへ向かいます。

ホテルの場所は大連市内にあり、空港から20分程度で到着しました。

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大連はとても寒く、ホテルまでの道のりは雪景色です。

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1泊550元の一般的なビジネスホテルです。部屋の入口に椅子がありますが、ここにご飯や物品が置かれます。

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部屋の中は結構広いです。

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隔離期間中の生活用品をチェックインの翌日にまとめて支給されます。

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気になるご飯ですが1日3食、お弁当が届けられます。これは朝ごはんです。油条に豆乳という中国の伝統的な朝ご飯ですね。

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5.おわりに

今回は事前準備から出国・入国後に隔離されるところまでをお伝えしましたが如何だったでしょうか。次回は隔離中にどのような生活をしているのかをお伝えしたいと思います。

最後まで閲覧頂きありがとうございました!


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