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【卓球】全日本マスターズ県予選に参加しました

noteを初めて月2回の投稿を目標に記事を書いてきましたが、早いものでもう月末で早くも目標を挫折しそうになっています(笑)

早くもネタが尽きてきているので今日は先日、全日本マスターズ県予選に参加した時のことを記事にしようと思います。(冒頭の画像はほぼ関係ありません)

結果は県でベスト8!

ちょっとだけ聞こえが良いように書きましたが、そもそもの参加人数が少ないので一回戦だけ勝てばベスト8です(笑)

しかし県でベスト8で有ることには変わりありませんし、ベスト8は自身の最高成績なので勝手に自己満足しておきたいと思います(苦笑)

一回戦の相手ですが、一週間前から対戦相手が決まっており前情報では僕より格上の相手でした。

同じクラブチームの本戦にも通過したことのある先輩からは、「相手はお前より強いから、いつもと同じように試合してたら勝てないぞ。初期のベジータとザーボンくらいに戦闘力に差があるぞ。」

と言われていました。

初期のベジータが戦闘力18000、ザーボンが23000なのでなんとも微妙な差であり的確な例えでした(笑)

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相手は両ハンドを振り回すゴリゴリのパワーファイター、僕はサーブとバックの表ソフトとフォアのチョリドラでなんとかチャンスを作って戦っていくタイプ。

先輩の話通りであれば、普通に戦っても勝てないので僕のサーブがどこまで通用するか、表の変化でどこまで相手のタイミングを外すことができるかが分かれ目になると思っていました。

試合が始まりました。

1ゲーム目

まずは様子見、いつも通り戦って何のサーブ、レシーブ、作戦が有効か探ります。

しかし一方的な展開になります。短いサーブはチキータで先手を取られ4球目で両ハンドで打ち抜かれ、長いサーブはレシーブから両ハンドで強打されます。サーブ権が相手にある時も3球目から強打されます。

表のボールに最初は戸惑っていましたが、特段苦にしておらず、そもそもブロックできない程の強打が来るので表のボールもなかなか出すタイミングがありませんでした。

このゲームはほぼ何もできずに終了、打たせていては勝てないのでロングサーブは封印、レシーブもなるべくこちらから先に攻める作戦に変更します。

2ゲーム目

レシーブからの展開で回りこんで先に攻めていき1ゲーム目よりは多少得点できましたが、勝負どころはフォア前にサーブが来て3球目で打ち抜かれます。

サーブからの展開ではやはり台上から強打されて活路を見出せませんでした。

1ゲーム目よりは得点できましたが。このゲームも相手に取られカウントは0-2後が無くなりました。

試合中に思わず「きついな」の声が出ます。笑

「とりあえず1セットは取りたい。取れば流れが変わるのではないか。」と頭をよぎりました。ここでとある仮説と違和感に気づきます。

相手はリードしているのになぜかサーブミスをしたり、サーブが多少浮いたりしていました。

「点数はリードしているが、もしかしたらサーブのコントロールがついてないのでは無いか。精神的には焦りがあり余裕は無いのではないか。」

作戦を変更します。サーブにコントロールがついていない可能性があるのでレシーブは全て回り込みドライブして先手を取らせない。

問題は短いサーブですが、僕は基本的にはストップが苦手で多用はしないのですが、サーブが気持ち浮いているのでストップできるのではないか、と考えレシーブは基本的にストップして、できなければ打たれてもいいので長く返して打たれたらなんとか返していこうと考えます。

こちらのサーブに関しては唯一効いているサーブがあったのでそのサーブ以外は封印。そのサーブからなんとか動いて3球目で先手を取り相手に先に打たせない作戦を立てます。

そして3ゲーム目に入ります。

3ゲーム目

僕の仮説は当たります。サーブからの展開では相手が上手くレシーブできなかったり、3球目攻撃につなげていくことができ優位に進めていけるようになります。

そして問題のレシーブですが、作戦通り回り込みドライブと、普段使用しないストップレシーブからの4球目攻撃で先手を取り相手に打たせない展開を作ることができます。

このゲームをギリギリで取ります。流れが少し変わったことを感じたので引き続きこの作戦でいくことを考えます。

4ゲーム目

さっきのゲームの流れそのままにこちらがリードしながら進んでいきます。

しかし卓球は不思議なもので負けている時の方がいいプレーができるんですよね。余裕が出てくるといろんなプレーをしたくなったりしてしまってそれが、悪い方に働いてしまうパターンも多いです。

僕もリードしていたら「そろそろ違うサーブを出してもいいかな」等の考えがよぎりましたが、案の定サーブを変えると強打されます。

相手も多少サーブになれてきている感はありましたが、僕は同じサーブ以外は出さないことをここで決めます。相手も慣れてきていたのでトスの高さだけは変えてタイミングを変えながら同じサーブで試合を進めます。

途中何度も違うサーブを出したくなりましたが、首を横に振り同じサーブで進めます。

多少のリードはしていましたが、ほとんど点数に差は無くこのゲームが勝負の分かれ目になると感じます。

途中、長いラリーを粘り勝つプレーや、相手の渾身の強打を逆コースへノータッチでブロックするプレーや、兼ねてより練習していたチキータからの展開で得点する好プレーもあり流れがこちらに傾いたことを感じます。

そして違うサーブを出しても相手がミスをしてしまい、相手が崩れます。

そのままこのゲームもなんとか取ります。

5ゲーム目

このゲームでも何度も違うサーブや違うレシーブをしたくなりましたが、首を横に振り同じサーブ、レシーブで進めます。

点数的にはこちらが圧倒的にリードしてあと数点で勝つところまで進みます。

しかしここで勝ちを意識してしまいます。(悪い癖ですね)

相手が連続得点します。この試合の前にオープン試合で10-5から追いつかれた経験(一応この試合はなんとか勝ちました汗)があったので、確実に勝つ為に頭をリセットします。

靴ひもをほどいて結び直して頭を整理します。そして相手のサーブで確実なストップレシーブが決まりこの試合を3-2で勝ちきることができました!

とても強い相手で苦しい試合でしたが、格上相手にいつもと違う展開や作戦、練習していた技術を使って勝つことができたのはとても収穫になりました。

ある意味自分との戦いの様な試合でした。笑

次の対戦相手は優勝して本戦への出場を決めた相手です。プレーに全く隙がなく結果はフルボッコにされましたがこんなに強い相手と試合させてもらえたことも良い収穫でした。

本戦への出場の道のりはまだまだ遠そうで、何年後になるか分りませんがこれからも毎年チャレンジしていきたいと思います。

もしこのブログが面白かったという方がおられましたらスキもらえればとてもありがたいです!

最後まで読んでいただいてありがとうございました(^^)

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