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接客ってむずかしい

学生時代の4年間、アルバイトで接客業をやっていました。接待でも使用されるような少し高級な中華料理店だったのでアルバイトの立場でしたが、社員の方々から厳しく接客マナーを教えてもらった気がします。身だしなみや言葉遣いはもちろんのこと、割と広めの店内でしたが、どのテーブルのお客様がいま何を食べていて(特にコース料理)、ドリンクがどれくらい減っていて、お会計のタイミングがいつかなどをいつも気にしながら、「お客様の立場」で接客をするようにいつも注意されていた記憶があります。10代後半にいい勉強をしたと思います。

世の中には飲食、アパレル、スーパー、ドラッグストアなど数えきれないくらいの店舗の種類があります。それぞれ接客やサービスの内容は異なってくると思いますが、いずれにしても「お客様の立場」になってサービスを提供することが大切だと思っています。言い換えるとサービスを受ける前よりも後のほうがお客様の「気分がよくなっている」ことが大切だと思っています。

なぜ突然「接客」のことをnoteに書いているかというと、本日ある医療機関にカウンセリングを受けにいって、その時にモヤっとしたので書くことにしました。具体的な内容は書きづらいのですが、「この場で申し込みをしたら●●円お安くなりますよ!」「どうして今、申し込まないのですか?」などの内容をカウンセラーの方がずっと話されて、もちろん私が申し込みをしたくなるような魅力的なプランも提案をしていただいたのですが、カウンセラーの方の””になんとなく嫌な気分になってしまいました。

そして「今日は申し込みはしません」と伝えたところ、すぐに(本当にすぐに・・・)そのカウンセリングはクローズされてしまいました。もちろん相手の時間を奪っているのでこちらは文句は言えないのですが、もう少し話をしていたら今日は申し込みをしないにしても、私もカウンセラーの話にはとても興味があって、申し込みをするかどうか気持ちも揺らいでいたので、後日、申し込みをしていた可能性が高かった気がしています。

2つ前のnoteにも書きましたが、脱毛サロンのカウンセリングはずっと私の悩みや不安点を聞いてくれて、「今日は申し込みをしない」ことを伝えても、少し考えてから決めてくれて大丈夫ですよというスタンスでカウンセリングしてくれたので、それらの脱毛サロンにはとても好印象をもっています。

私の性格的な問題もあると思いますが、相手の考えていることを感じながら仕事をすることの大切さを改めて感じた日でした。お客様が一番エラいというわけではありませんが、どうすれば相手が「気持ちよく」なってくれるかを考えて仕事をすることは業界、職種に限らず大切なことだと思います。私自身も同じ仕事を長くやっていると機械的に、効率的にというのを優先してしまいがちなので、仕事のやり方・進め方を見直すいい機会になりました。

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