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信用ってなんだろう

毎日note書こうと思ったのに、週末さぼってしまいました。リアルに三日坊なのが恥ずかしいです・・・。

今回のテーマは「信用」です。

私自身あまり信用を意識したことはないのですが、仕事人生を振り返ると結果的に人から信用されるような仕事のやり方を続けてきたという気がしています。最初のnoteにも書きましたが、私には人より優れた、特別な能力がありません。できることといえば人からお願いされることは拒まず、200%の力で、最優先に対応することだけを意識してきました。

ビジネスの世界の最前線で活躍されている方が、これからの社会は「お金」よりも「信用」が重視されると話されるのをよく耳にするようになりました。いい流れだと思っていますが、実際に「信用」を増やすことは簡単ではないこと、「信用」を失うことはお金を泥棒に盗まれるのと同じくらい一瞬なことを経験上、知っています。お金であれば節約することが可能ですが、「信用」の節約って・・・。当然のことですが、「信用」は目に見えないものなので、お金を稼ぐよりも大変だと思います。

これからの時代、多くの人々の働き方、意識、価値観が変化していく(変化する必要がある)ような気がします。もちろん今までも「信用」が大事なことは理解されていたと思いますが、優先順位が大事になってきたのかなと。今までは目先のお金とじわじわ積みあがっていく「信用」を比べた時に、多くの人は目先のお金を重視していた気がします。だって信用されてもお金としてのリターンがあるかどうかはわからなかったから。

最近ではダイレクト課金やクラウドファンディングがだいぶメジャーな存在になってきていますが、どちらもお客様(ユーザー)との「信用」の質と量が成功するかどうかのカギになっています。成功している人たちはそのことを敏感に感じとり、時代の移り変わりにうまく変化(対応)できている方が多いように思います。

そんな流れを自分に置き換えてみると、なかなか大変な時代がやってきたなというのが率直な感想です。「信用」を積み重ねるのって大変だし、個人対個人の中で「信用」が生まれることも多いと思うので、いろんな意味で能力が問われる時代に入ってきたと思います。自分自身の能力を磨きながら、期待にも要望にも応える必要があり、さらに嘘をつかないことが大前提だと思うので、本当の意味での実力社会になるはずです。

会社という組織も同じです。今まではいわゆる年功序列という制度が幅を利かせていたので、何もしなくても定年まで安泰だったかもしれませんが、これからはそうもいってられなくなります。仕事ができない人と思われるとまずは社内の「信用」が落ちます。社外でいい顔をしてきた人もあっという間に職を失うことがあるかもしれません。でもその時に役に立つのがこれまた「信用」です。数十年かけて社外と強固な「信用」を築けている人はあわてる必要はないと思います。「信用」というのは目に見えない分、自分では気づいていないところで「信用」が築けていることも多くあると思います。

誰もが「信用」を築くことができるけど、すぐに稼ぐことができないので簡単ではない社会がもうすぐそこまで迫っています。いち早くそのことに気づいて行動できれば、おのずと結果はついてくる。時間はかかるかもしれないけど、真面目に、真剣に、思いやりをもって、周りから評価されている人がこれからの社会でも大切になってくる。

改めて私自身、これまでとこれからの生き方を見つめなおせるいい振り返りになっていると思います。

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