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カメラの初心者です(備忘録)

ミラーレス一眼レスカメラ(ZV-E10)を購入してからカメラに関する用語を調べることが多いので備忘録として、noteに書いておきたいと思います。
私はカメラに関しては全くの初心者で以前所有していたデジカメもいつもAUTO設定で撮影していました。
スマホのカメラもAUTOで撮影することがほとんどで、連射で撮影したり「LIVE PHOTOS」という撮影方法があることを最近知ったレベルですが、スマホも色々な撮影モードがあるようなのでこれからもっといろいろな設定を意識して撮影しようと思います。いつもピンボケしたような写真しか撮れないのはちゃんと設定ができていないからなのか?それとも手振れしてるだけ?なのか・・・。

せっかく買ったカメラを宝の持ち腐れにしないためにも、まずは3つのポイントだけ覚えようと思います。ちなみに今回購入したZV-E10はVLOGなどの動画撮影に特化したカメラですが、動画だけではなく静止画もたくさん撮っていきたいので、まずは静止画撮影の用語を学ぶことにしました。

■ISO感度
ISO感度とは、カメラが取り込んだ光を電気信号に変換する際、光の量をどれだけ増幅させるか調節する機能のこと。簡単にいいすぎると「暗さにどれだけ強いか」を表す数値で、数値が大きいほど暗いところに強い(=写真を明るくする)カメラ。

「ブレやすいシチュエーションでの撮影をブレにくくしてくれる」というのが最も大きな役割のようで、ISO感度はシャッタ―スピードと関連させて設定することが大切です。「シャッタ―スピードを下げすぎて写真がブレてしまったらISO感度を上げる」というのが基本の考え方で、ISO感度を上げることで遅くしていたシャッタースピードを速くでき、その分、当初の設定よりブレの少ない写真が撮影できます。

また、撮影したい写真のイメージより背景が暗い場合はISO感度を上げればストロボの設定を変えたりせずに光が少なく暗くなっている背景をより明るくできるのがメリットです。私が持っているZV-E10にはストロボはついていませんが・・・。

しかし、ISO感度を上げすぎると、写真がざらつく”ノイズ”が発生するというデメリットもあるようで、スマホに転送したり現像したりすると画質が悪くなってしまう点には注意が必要になります。単純に上げるだけではうまくいかないところが難しい・・・。一般的にはISO感度が1600以上になると画質が荒れてきて、画像を拡大するとノイズが発生してくるようなので注意が必要になります。

「ISO感度を上げるほどノイズが入る」「シャッタースピードは遅いほど明るく映る」これを念頭にして暗い場所での撮影はブレずにノイズも少なくなる設定を探します。ただ、両方をやみくもに動かしていくと設定を定めるのが難しいので、「シャッタースピードの設定を基本となる1/125 より遅くしない」など、シャッタースピードを固定してから、ISO感度の設定をあわせるのが初心者にはわかりやすいようです。体育館でのバスケットボールの撮影などではこれを意識したいと思います。来週末は初めてのB LEAGUE会場での撮影をするつもりなのでそれまでにどこかで練習しておきたい・・・。

文字で書いていてもよくわからないので、参考動画を貼っておきます。

ちなみに私が持っているZV-E10のISO感度は「動画撮影時:常用ISO100-32000相当」、「静止画撮影時:常用ISO感度100-32000」です。相当ってなんだろ・・・。

■絞り
カタログなどではF値と呼ばれることも多いです。絞りは簡単にいうと「どれだけの光の量を取り込むか?」を数値で表したものになります。実際はレンズの中にある部品のことで、この部品を調整することで光の入る穴の大きさを調整します。

F値が小さいほど光は多く取り込めますが「ピントの合う範囲は狭く」、この数値が大きいほど光を取り込む量は少なく「ピントの合う範囲が広く」なります。F値を低くすると背景ボケの撮影ができるようです。たしかにあまり意識していませんでしたが、付属していたセットレンズはF3.5-5.6、別途購入した交換用レンズ(単焦点)にはF1.8と書いていました。たしかにF1.8の単焦点レンズを使って撮った時は背景がボケたいい感じの写真が撮れました。

せっかくミラーレス一眼を購入したので「ボケ感」を出したい、ということはF値は小さいほうがいいと思うのですが、F値を上げたほうがいいシチュエーションもあるようです。

・夜景や自然の景色など、画面いっぱい写真に納めたい
・人も風景も同じように写したい
・文字の書いてある看板などを撮影する

F値を扱えるようになれば、きれいな写真が撮れるだけでなく、意図的にピントをずらしてボカした写真を撮ることもできるので、撮影回数を増やしてF値の変化による”違い”を体感したいです。

■シャッタースピード

シャッタースピードとは「光を取り込む時間」で、シャッターを切る早さのことです。1/30秒や1/1000秒などの値で表されます。手持ち撮影か三脚を使用するかによっても、シャッタースピードを変えて撮影します。

シャッタースピードを変更するとどんな変化が起きるのか?

シャッタースピードを上げる→写真が明るくなる+ブレにくくなる
シャッタースピードを下げる→写真が暗くなる+ブレやすい

これだけ見ると素人目にはシャッタースピードを上げたほうがよさそうな気がしますが、それぞれ使ったほうがいい場面があります。

■シャッタースピードを上げたほうがいい場面
・動いている被写体を撮りたい(運動会など)
・新幹線や電車など、早く動く被写体を撮る時
・滝など水が流れる景色の水しぶきまで撮影したい時

■シャッタースピードを下げたほうがいい場面
・打ち上げ花火などで臨場感を出したい時
・滝などを水が流れているイメージを強調したい時
・車が道路を走行するシーンを流れるようなイメージを出したい時

どちらかというとシャッタースピードを下げると光の流れがみえるアーティスティックな写真が撮れそうです。

ここまで3つの役割を書いてきましたが、「絞りを上げるとシャッタースピードは落ちる」など1つの設定ばかり気を取られていてもいい写真が撮れないようなので、それぞれの関係性をよく理解して、実際に設定を変えながら撮影を楽しんでいきたいと思います。明日は外に出て、ここに書いたことを意識しながら撮影してみたいと思います。

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