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読んだはしからすぐ忘れるから!1冊目「ゴミ探訪」2冊目「きりのなかのはりねずみ」

新しい年一発目の読了本は、ゴミに関するアンソロジー。稲垣足穂や夢野久作など知っている作家の読んだことない作品があったり、初めての作家(詩人)もいたり。足穂の「WCー極美の一つについての考察ー」と埴原一亟「塵埃」が特に面白かった。中村文則と津島佑子の作品は今ひとつピンと来なかったなー。

続いて年末年始に何度も配信で見たアニメーション「霧の中のハリネズミ」の絵本。翻訳が同じ人で、でも映画と絵本で主人公の名前(呼び方)が違うのは、コグマがハリネズミ(ユージック)を探して呼ぶ「声」の扱いが、「絵+音」の映画と「文字のみ」の絵本の違い、なのかしらん。とにかくコグマの存在感というか、中年男性感がとても好きだなあ。二人にはずっと仲良しでいて欲しい。

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