見出し画像

【ひろしまユニコーン10】2022年度の挑戦者の紹介⦅セディカル株式会社⦆№6

「広島からユニコーンに匹敵する企業を10年間で10 社創出する」ことを目標とした「ひろしまユニコーン10」プロジェクト。
その取組のひとつとして初年度に開催したHIROSHIMA UNICORN10 STARTUP ACCELERATION(広島から急成長を志す企業を対象にハンズオン支援するアクセラレーションプログラム)に採択された12社の挑戦者に、プログラムの感想や今後の展望をインタビューしました!

セディカル株式会社
「すべての人が食と健康を楽しめる世界へ」

代表取締役社長 宮田 和季さん

(1)プロフィール

 広島県出身。介護事業に携わったことがきっかけで食と健康に対する問題意識を持ち、がん患者と糖尿病患者のために開発されたチョコレートの製品化を開始。すべての人が食と健康を楽しむことができる世界を目指す。

(2)事業内容

 セディカルは、ウェルネスを届ける企業です。世界をもっと健康にすることを目的とし、予防医學に基づいたフリーフロムスイーツを提供しています。健康格差を解決し、人と自然環境が共に豊かに存続できる社会を実現します。

メディカレートのケーキ

(3)プログラムの参加のきっかけは何でしたか?

 広島県のプレスリリースを見て知りました。2021年の創業時に地方からユニコーンを目指せるような企業にしようという話は出ていたので、なんてタイミングだ!と感じていて、できれば参加して成長したいと思って「うち、ユニコーン目指していますよ!」と言っていたら、広島県でプロジェクトを担当している方に直接お会いする機会ができ、エントリーさせていただくことになりました。中国地域ニュービジネス協議会の皆さまにもお声がけいただき、背中を押していただきました。

(4)プログラムの感想はいかがでしたか?

 アクセラレーションプログラムに参加するのが初めての経験だったのですが、携わっている人達って専門性高そうで、高圧的なイメージを勝手に持っていたりしたのですが、全く真逆でこんなにも親身に寄り添って細かい相談に乗ってくれるものなのだと、正直驚きました。
 こんなことならあと5、6年は採択されっぱなしでお願いしたいなと。笑。本当に感謝しておりますが、それでも何か要望をと言われると、スタートアップが必要なファイナンスや組織や文化の育み方などの勉強会を充実させていただけるとさらに良いプログラムになると感じました。

(5)プログラムではどのような成果がありましたか?

 まずは覚悟ができたことです。今まではグローバル展開して、ユニコーンを目指したいと言ってはいましたが、「そんなこと無理に決まっているでしょ、そもそもユニコーンって何?」という空気を正直感じてきました。確かに一人では無理だなと。しかし、ひろしまユニコーン10に関わる皆さんからはそんな空気は微塵も感じることなく、「ユニコーンやる?よくぞ言った!険しい道のりになるけど全力で応援してやるから頑張れ!」という、温かさだけでした。広島にいながらこの環境があるというのは本当に大きいと思います。もちろん、プログラム自体を盛り上げていただいたことで、事業内容の理解度が高まり、具体的な事業会社とのマッチングや資金調達へのきっかけにつながったことも貴重な成果です。

デモデイ(3/9)では最優秀賞を受賞

(6)今後の展望をお聞かせください

 ユニコーン10に参加するきっかけになったのは本社移転の相談をしたことだったので、まずは近日中に広島県内に本社移転します。2023年は秋に南青山・表参道でオープンするフリーフロムスイーツショップのODM・OEM受託をやり切ることと、北米市場へ進出することが成長の鍵になると思っています。そのための新商品を開発中で、メディカレートのケーキをMakuakeでローンチしたいと考えています。チョコレート以上の感動を味わっていただけると思いますので、皆さま是非ともお力添えください。
 世界が感動する商品やサービスを提供し、広島はもちろん、日本の未来に貢献できる企業へと成長したいです。

★次の挑戦者に一言★

人が聞いて笑うような夢でなければ、それは夢とは言わない

★参考URL★
https://medicalate.com/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?