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データドリブン思考を身に付ける特別講義を今年も開催しました

AI人材開発プラットフォーム「ひろしまQuest」。(株)SIGNATEとの連携により無償でAIを学べるe-ラーニングには、もう登録しましたか?

8月下旬、この「ひろしまQuest」を実際に体感しながら学ぶハンズオン講座を、広島市立大学の産学連携教育科目として開催しました。
夏休み中の3日間で行う集中講義「課題解決型演習」も今年で2回目です。

テーマは「Jリーグの観客動員数の予測」。
学生は、天気やスタジアムの場所、観客の属性などの与えられたデータから、仮説の列挙、データの選び方、予測精度の向上までグループに分かれて取り組みました。

「自分だったらどんな試合に行きたいと思う?」
「試合に関わるいろいろな状況を考えてみて」
と声をかける広島商船高等専門学校の岸拓真先生やSIGNATEの髙田朋貴さんの指導とサポートのもと、データサイエンスだけでなく、社会で求められる能力を養いました。

学生も
「データ分析を学ぶ機会はなかったので、勉強になった」
「より深い分析ができるよう、これからも学習を深めていきたい」
「データ分析ができれば自分の強みになると思うので力を入れていきたい」
「他のデータにもチャレンジしてみたい」
と、手ごたえを感じたようです。

今年は、収益化に向けた施策を考えてもらう産業向けプログラムにアップデートしました。AIの進歩も目覚ましいですが、学校で教えることでデータサイエンスが社会でもっと活用してほしいです。

岸先生

データ分析という手段だけでなく、課題や目的の設定が大切です。
何のための手段なのか、目指すべきところはどこなのか。情報を整理して、今求められていることをつかめる人の市場価値は、ますます高まると思います。

髙田さん

このプログラムは、広島県内の教育機関での展開を念頭に教材化していきます。
データドリブンを実行できる人材が県内にますます増えていくことを願います。


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