見出し画像

ハンディタイプの「微生物蛍光ライト」で衛生管理の実証実験を行っています

食品を扱う現場では現在、調理場の汚染状況を確認するために綿棒でふき取るタイプの衛生チェックが行われています。
しかし小さな綿棒では一部だけふき取るのも一苦労。

そこで、RING HIROSHIMAに挑戦中の歯っぴー(株)が開発したのは、汚染されているところだけが光る蛍光ライトです。
懐中電灯サイズのライトで照らすだけで、汚染されているところが光るので、調理台すべてをチェックするのも簡単です。

この日は、歯っぴー(株)小山昭則さんが廿日市市立平良小学校を訪問。養護教諭の瀧口和恵先生にも「微生物蛍光ライト」の使用感をお聞きしました。
コロナ禍以降、学校現場でも校内の消毒や体調不良の児童への配慮など、衛生管理にはこれまで以上に気を配っているそうです。

予想外に汚れていないところ、予想通り汚れていたところなど、ライトを使ってみた結果は色々でした。
コロナ禍で、子どもたちも汚染や菌に対して敏感になっています。しかしすべての菌が悪いものではないし、怖がって行動を制限するよりも改善するためにどうしたらいいか考える力をつけてほしい。

このライトを使うとしたら、子どもたちの現在と未来に役立つものにしなければと思います。学校内を衛生的にしようと活動するために、子どもたちと一緒に活用することができるかもしれません。

瀧口先生
ドアノブに「微生物蛍光ライト」を照射したところ

「子ども向けにこんな資料があれば…」
「他の学校でも使ってもらえるとしたら…」
前向きな瀧口先生の言葉に、小山さんも新しい道が見えたようすでした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?