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(株)エイトノットの自律航行ロボットクルーザーで夜間航行の実証実験を実施!

人口7,000人の約大崎上島町と本土を結ぶフェリーの終便は21時30分。離島であるため、それ以降の交通は不可能。21時30分を過ぎると住民は本土でもう一泊する必要があります。

一方で、早朝・夜間の運航は乗客も少なく、船員の確保はもちろん、光源がなく真っ暗な海で人の目による見張りは難しく、実現は困難です。
そこで、夜間でも障害物を自動で検知・回避し、安全に航行できるロボットクルーザーに白羽の矢が立ち、㈱エイトノットによるオンデマンド航行の実証実験が実施されました。
船に乗って自律航行をオンにするだけで本土(竹原港)を自動で離岸し、約7kmの航路を約45分かけて航行。狙い通り、船長や船員が全く操縦することなく、対岸の大崎上島町(めばる港)に自動着岸することに成功しました!

実証は有人でしたが、無人航行を実現できれば24時間通行できる「海の道」ができ、離島生活の利便性が大幅に向上することでしょう。
引き続き、海上交通の常識が変わるサキガケにご注目ください。

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