「To」 v.s 「For」 で、こんなに違う!

【「for」と「to」の違い】 

連日、前置詞の違いについて語ってますが、せっかくなので、
私のつぶやきを参考にして、前置詞を極めてしまいましょうね。  

今日は、to と for の違いについて。

まず、基本概念ですが、forは、「方向」を意味しているのに対して、
toは「到着点」を意味しています。 

早速例文を書いてみますね。この2つの違いは、似ていて実は違うんです。

A) ?I went to Tokyo.(私は東京に行った) 
B)?I left for Tokyo. (私は東京に向かって出発した)。 

さて、まずAの「to」についてですが、
基本概念は、「到着点」を意味しましたね。

つまり、この場合の到着点は、「東京」であって、
他の大阪であったり、名古屋であってはだめなんですね。
「東京」という場所に行ったということが、この文で、大事なことです。 

それに対してBの「for」についてです。
forは、方向を指してますので、もしあなたが福岡にいて、
I left for Tokyoといった場合、東京の方面に出発しただけであって、
別に名古屋でも大阪で用を足してもいいんです。

また、例えば、東京に向かっても、なんか事情があって、
引き返したということだって、この文からは十分読み取れるんですね。  

皆さんは、海外旅行に行く際、電車に乗ったら、
こんな英語のアナウンスを聞いたことありませんか?

This train bounds for Narita airport.
(この電車は成田空港行きです)

ここに「for」が使われてますよね。 

つまり、その電車は、成田空港方面に行ってますよーという意味で、
電車に乗っている全員が成田空港で降りるわけじゃないですよね。

途中の駅で下車したりしてますよね。
だから、単に方向を意味している「for」が使われているんですね。

もし、This train bounds to Narita Airportなら、到着点は、1つしかないので、
途中下車ができないことになってしまいますからね。
なんとも、前置詞は奥が深いですね~。

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