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湯島天神

 湯島天神。この神社のいわれは正平10年1355年2月、郷民の勧請による。その後、文明10年1478年大田道灌が修築したと伝わる。
 青銅製の表鳥居を一見して、この鳥居は古いものではと直感したが、思ったとおり、表鳥居は寛文7-8年(1667-68年)のもの。また社殿前に置かれた狛犬は文化12年1815年のもの。撫で牛の制作年代も気になるが、湯島天神のHPにはこの点の説明がない。平河天満宮のHPによれば、湯島天神の撫で牛は嘉永2年1849年のものとされている。
    他方、正面の社殿は平成7年(2015年)12月に総檜造りで建て替えられた新しいもの。なお旧社殿は明治18年1885年造営。決して広くはない境内に、参詣客が絶えず、人が溢れて見えるのは、この天神さまの知名度の高さを良く表している。
 境内はとても狭いのだが、工夫して作られた小さな庭に泉鏡花の筆塚が置かれている。
 アクセス 地下鉄千代田線湯島駅より徒歩2分。

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福光 寛  中国経済思想摘記
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