なぜ、自分の営業がうまくいかないのか?商品値下がり時のお客様への寄り添い方
『貴方が勧めた商品下がってるじゃないか!』
そう言われた時は、あなたはどうしますか?
例えば貴方がお客様に米国のApple株を薦めたとします。
しかしたまたまタイミング悪く、買った日が一番の高値で、その後1割以上下落してしまった。
その時顧客から電話があり、上記のように言われたら貴方は何と答えるでしょうか。
今回はAppleを例に出しましたが、別に商品は何でもいいです。
貴方が心から本当に儲かると思って勧めた商品が買ってもらってから下がってしまった。
「こんなもの一時的ですよ」
「大丈夫、すぐにあがりますよ」
「日々の高安は誤差みたいなものです。長期で見ればあがりますから」
という人が多いのではないでしょうか。
多分お客様だってそんなことはわかっているのです。
ただお客様にしてみればそれでも悔しいと思う気持ちがあるのです。
そして顧客がして欲しいことは自分の気持ちを理解してくれ、ということです。
だから言わなければならないことは、私は貴方の気持ちを分かっています、ということなのです。
「その通りです。高いところを勧めてすいませんでした」
「タイミングさえ違えば、1割も安く買ってもらえたのに。悔しく思っています」
「大事な〇〇様に、買ってからすぐに下がるタイミングで勧めたことを反省しています」
「私の力不足です。嫌な気持ちにさせてすいません」
そう言われるとお客様も、相場だから、とか、タイミングは誰にもわからないから、と言ってくれます。
しかし、営業マンの方が相場だから、とかタイミングは誰にもわからない、というと腹が立つのです。
顧客とはそう言うものなのです。
勧めたものが下がることは誰でもあるし、何度でもあります。
その度に顧客にイラッとさせる人と、顧客にわかってるじゃないかと思われる人とに分かれます。
ぜひこの気づきが、これを読む方の仕事を少しでも楽にできたら嬉しく思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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