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noteやSNSは「コピーロボット」であるほうがいい

noteプロデューサーの徳力基彦氏の「ビジネスに役立つnoteやSNSのつづけ方」の動画アーカイブを観て、「なるほど」と思ったことがあるので記録に残します。

ビジネスに役立つnoteやSNSのつづけ方

まず、関連動画やスライドはnoteイベント情報のnoteに記事としてまとめられていますので、紹介しておきます。

このウェビナーは「ビジネスに役立つnoteやSNSのつづけ方」なので、基本的には企業広報の話がベースでした。しかし、noteの作り方の問題で、書いている個人というものが出てきます。

おそらくnoteは、それでいいんだろうと思います。一般的な会社員として、実名であっても匿名であろうが、発言しないことが無難な話題の紹介もありました。

しかし、全体的には個人のnote運用にも役に立つ考え方が多く紹介されていますので、ぜひ、観ていただければと思います。

noteやSNSは「コピーロボット」であるほうがいい

さて、私のアンテナに引っかかった言葉が、この記事のタイトルの『noteやSNSは「コピーロボット」であるほうがいい』です。

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コピーロボットはパーマンに登場するロボットです。赤い鼻のボタンを押すと自分の分身になります。

自分の分身のようなnoteやSNSができれば、自分のかわりにインターネット上で自動的に活動する。また、自己紹介など何度も話すことがあれば、noteに書いて、そのページを見せるだけで済むようになります。

企業において、忘れがちな「創業者の精神」などもインターネット上の検索可能な場所にあれば、いつでも見られます。また、他人に伝えることも容易です。

情報はフロー型とストック型がある

注意しないといけないと思ったのはメディアの性質です。ご存知の方も多いと思いますが、情報には「フロー型」と「ストック型」があります

フロー型というのは情報が目の前を通り過ぎていくだけのために設計されたメディアです。

ストック型というのはブログのように書いた記事が積み重なっていくタイプです。noteはこちらになります。

では、Facebookはどうかと言えば、ニュースフィードの流れを見ればフロー型です。しかし、ユーザーのページで過去の投稿が見られるではないかという指摘もあるかと。

ここでGoogle検索のシステムが登場。クローラーというサイトの情報を調べるロボットが巡回をしています。ホームページやブログも巡回。noteも巡回されます。しかし、FacebookはクローズドなSNSのため、クローラーが巡回しないのです。

Facebookは過去に投稿した内容がGoogle検索にヒットしない。そういった面から、フロー型としていいのではないかと思います。

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SNSの分類の一例
(出典:フロー型メディアとストック型メディアの違い - クラウドライフ

私のコピーロボットの創り方

noteやSNSを自分のコピーロボットにするのであれば、「私」を意識する必要があります。分野によって書く話題が変わることはあると思うのですが、それでも「私」という主体を持って文章を書くこと。

フロー型のTwitterもFacebookでも、過去の投稿を誰でも見られます。いつもは穏やかな性格なのにTwitterではまるで荒ぶる別人のような言動。コピーロボットが分裂してしまいますね。

メディアごとに語る話題や主張は変わっても、「私」をしっかり持って投稿をすれば、コピーロボットはあなたらしくなっていくと思うのです。

私はすべてのメディアを例外なく、実名アカウントにしました。意見はいうけども、責任はとる。責任のとれる範囲内の発言しかしないとも言えます。

パーマン1号は「与えられた」コピーロボットでしたが、我々のnoteやSNSで活躍するコピーロボットは「自分で創る」ものになるでしょう。

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